SEO 2020.11.23

コンテンツSEOとは?基本から8つのポイントを押さえてサイト運営を成功へ導こう!

自社のメディアに、コンテンツSEOを取り入れたいと思っても、何から手をつけたら良いのか、そもそもどのような作業が必要なのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

GoogleやYahooといった検索エンジンが急成長している今、コンテンツSEOは避けては通れません。

この記事では、コンテンツSEOとは何なのか、どのような手順で行えば良いのかを基礎とポイントを押さえた上で解説いたします。

この記事の目次

コンテンツSEOと情報技術の進展は深い関わりを持つ

コンテンツSEOが重要視されるようになった背景には、「情報技術の進展」が深く関係しています。コンテンツSEOの基本を正しく理解し、活用へ繋げましょう。

コンテンツSEOとは?

「コンテンツSEO」とは、SEOによる集客マーケティング手法の一つです。

GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位に表示されるように対策するのがSEOですが、その中でもコンテンツを対象としたものがコンテンツSEOに該当します。

※ここでいうコンテンツは、単なるページの中身を指すのではなく、そこにある「情報全て」を含みます。

ユーザーが欲しい有益な情報(コンテンツ)を作成し、配信することで検索エンジンから集客する手法ですが、定義がはっきりしていないため下記のように表現されることもあるので覚えておきましょう。

  1. 内部施策
  2. コンテンツマーケティング
  3. SEOライティング

そして、コンテンツSEOはユーザーが欲しい有益な情報(コンテンツ)を作成し、配信することで検索エンジンから集客する手法です。

全てに共通しているのは、「情報を集めてコンテンツを作成すれば良いというわけではない」ということです。検索エンジンだけでなく、ユーザーから評価を得られるようなコンテンツを作成しなければコンテンツSEOは成功しません。

では、どのようなコンテンツが評価されるのか、検索エンジンやユーザーから評価をされるコンテンツについて、この記事で詳しくみていきましょう。

コンテンツSEOが重要視される背景

近年のSEOでは品質の高いコンテンツが必要とされています。そのため、安定して高い品質のコンテンツを構築するコンテンツSEOが重要視されるようになりました。

求められる品質の変化は、検索エンジンの解析技術の向上によるSEO要件の変化、インターネット普及による消費活動の変化が引き金となっています。

コンテンツSEOの効果的な手法をより正しく理解するために、まずは、近年のSEOにおける状況を詳しく解説します。

検索エンジンのスペックが高性能化

最も大きな変化は、検索エンジンの技術向上により低品質なコンテンツが意味をなさなくなったことでしょう。

SEOが注目される前     は、低品質な記事でも上位が獲得できました。また、今ではブラックハットSEOとして認識されているような外部対策でも、SEO評価を獲得できていました。

しかし2011年以降、それらの低品質なコンテンツは検索エンジンによって排除されるようになり、意図的な外部対策SEOはほとんどが不可能になってしまいました。

その結果、コンテンツ品質はより重要なものとなりました。検索エンジンによる文章の解析精度も上がりました。本文や見出し、文脈、内部リンクとの関係性など、さまざまな要素がページの順位に影響を与えますが 、これらの要素を戦略的にクリアできるのが、コンテンツSEOです。

消費者行動の変化

検索エンジンは日々進化しており、インターネットから得られる情報は品質が上がり、ある程度信頼ができるもの     として認識されるようになっています。それにより、ネット通販での買い物が一般的になるなど、一般消費者の消費活動も変わってきています。    

また、消費者はインターネットで得た情報を重要視するようになり、商品を購入する前に、インターネットで情報を調べることが当たり前になってきました。

その結果、消費者が商品を最初に見るのはリアル店舗ではなく、ネット上の商品ページになるケースも多くなり、インターネット上のファーストタッチで最良のコンテンツを提供することが、WEBマーケティングでの新しい常識となっています。

コンテンツSEOを実施することのメリット

コンテンツSEOを行うことで得られる成果として、主に挙げられるメリットが4つあります。

  1. 狙ったキーワードでアクセスを集めることができる
  2. 広告費を掛けずに集客ができる
  3. SNSとの連携に適しており、拡散力を持つ
  4. アクセス数アップで認知度向上につながる

下記で詳しくみていきましょう。

メリット① 狙ったキーワードでアクセスを集めることができる

記事を書く前に、「ターゲット」と「キーワード」を設定してからコンテンツを構成・執筆するため、狙ったキーワードでアクセスを集めることができるようになります。

検索のアルゴリズムが変化して順位が変動しても、常に分析と改善を行っていれば順位を維持することも可能です。順位が維持できれば、継続的なアクセスが見込めます。

たくさんの記事でコンテンツSEOを適切に実施していれば、自ずと狙えるキーワードが増え、それに伴ってアクセスも増えていくため成果向上に効果的です。

メリット② 広告費を掛けずに集客ができる

集客には「広告」という手段もありますが、実施する     ためには月々の費用が嵩んでしまいます。また、実際にコンバージョンにつなげるためには広告を出すだけでなく、サイトの分析と改善も同時に必要です。

コンテンツSEOの場合も同じように分析と改善を行いますが、掛かる費用は人件費とサイトの維持費のみです。分析に必要なツールも無料で導入できるため、費用を掛けずに取り組めるという特徴があります。 低コストで集客をしたい場合に     は、始めやすい集客方法ともいえるでしょう。

メリット③ SNSとの連携に適しており、拡散力を持つ

昨今ではSNSの普及がさらに加速し、多くの人が気軽に利用するツールとなりました。SNSには強い拡散力があり、多くの人に拡散されれば検索エンジン以外からのアクセスも同時に集めることができるため、コンテンツSEOとSNSの相性の良さも高まってきています。

そのため、SNSやブログで拡散したくなるような良質な記事を制作することは、想定以上の集客効果を出す可能性を秘めているのです。

加えて、他のサイトやブログで紹介されると「被リンク」の獲得にも繋がり、拡散されればされるほど自然な被リンクを集められます。

コンテンツとSNSの連携は集客において効果的もSEOの外部施策においても効果的と言えるでしょう。

メリット④ アクセス数アップで認知度向上につながる

検索結果で上位表示されたり、SNSで拡散されたりするような適切なコンテンツSEOが実施できれば、サイトに訪れるユーザーが増えるに伴って「サイトの認知度」も向上していくでしょう。

それが良質なコンテンツであればあるほど「ユーザーからの信頼度」が高くなっていくため、最終的にコンバージョンにつながりやすくなります。

コンテンツSEOは、アクセス増加や順位上昇だけでなく、ブランディングやコンバージョンの増加にも効果的なのです。

コンテンツSEOの理解しておくべきデメリット

コンテンツSEOを実施するのならば、始める前に理解しておくべきデメリットが主に3つあります。

適切な知識のもとディレクションできなかったり、社内にリソース不足があったりすると、成果を生むことができないばかりか余計なコストを費やすことになってしまいます。

下記のデメリットを正しく理解した上で、自社で賄えるか、専門企業に外注して業務を効率化するかを判断するようにしましょう。

デメリット① 中長期施策のため即効性は見込めない

コンテンツSEOは長期的に行う施策なので、記事を作成し公開すればすぐに効果が出るわけではありません。検索エンジンにコンテンツが評価され、順位が上がるには時間がかかります。

まずは、検索結果にインデックス*され、そこから検索エンジンがさまざまな視点で評価していきます。今すぐに集客をしたい方は、「リスティング広告」を検討した方が効率良く集客できるでしょう。

*インデックスされるとは?:検索エンジンの検索結果に表示されるということ。インデックスされることで初めてユーザーが記事を検索できるようになるので、インデックスされなければ誰にも検索してもらえない記事となってしまいます。

また、検索エンジンに評価されてサイトへ集客できたとしても、必ずコンバージョン(お問合せ、申込み)につながるとは限りません。後述する「リードナーチャリング」を適切に実施することによって、お問い合わせや申込みに繋げられるコンテンツを制作することが重要です。

デメリット② 低品質なコンテンツを制作してしまうと悪影響しか生じない

せっかく作成したコンテンツも、質が悪いものだとサイトだけでなく自社にとってマイナスになることがあります。

ブランドにマイナスイメージを与える

サイト内のコンテンツは、会社のイメージそのものだと考えましょう。

  • 見にくい
  • 読みにくい
  • 求めている情報が得られない

など質の悪いコンテンツを配信していると会社自体にマイナスのイメージが付くことになるので、社名や商材などのブランドに悪影響を及ぼします。

ペナルティ対象になる可能性がある

また、低品質なコンテンツの配信はブランディングに影響があるだけでなく、検索エンジンからペナルティを受ける恐れもあるのです。

Googleなどの検索エンジンは、スパム行為が行われていないか定期的にサイトをチェックすることで目を光らせています。もちろん、コンテンツ内容だけでなく「被リンク」なども合わせて確認されるため、質が悪いコンテンツ=必ずペナルティを受けるというわけではありません。

しかし、検索エンジンからペナルティを受けてしまうと、

  • 要因となった箇所の改善が見られるまで検索結果での順位が落ちる
  • インデックスから除外されてしまう(検索結果に表示されない)

といった影響を受ける可能性があります。

意図せずにスパム行為を行ってしまっていることもあるので、しっかりと公開後のページを見て確認しましょう。

ではここで言う、ペナルティの可能性を秘めた「低品質なコンテンツ」とはいったいどのようなものでしょうか?

ユーザーにとって有益な情報がないコンテンツ

検索エンジンは多様な情報を集めることを重視しているため、そもそもページに有益な情報やコンテンツがない場合は評価されません。

過去には、ページにキーワードが入っているだけで評価される時代がありました。

例えば、ユーザーが検索するキーワードや関連するキーワードを乱用するという手法が効果を発揮していたのです。そのため、不自然な文のページやユーザーが読むことのできない文字のサイズ・色・場所などに文章が書かれたページであっても評価されてしまっていました。

しかし、その中にはユーザーが求めている「有益な情報」はありません。検索エンジンはそのような状況を解決するために、キーワードを無理やり詰め込んでいたり、ユーザーに読めないように隠していたりする行為を評価せず、スパム行為として認識する改善を実施しています。

ミラーサイト・コピーコンテンツ

ミラーサイト・コピーコンテンツは、あるWEBサイト内容の一部または全部を複製し、内部に重複したコンテンツ(情報の中身)を持つサイト・ページのことです。

ミラーサイト・コピーコンテンツの存在は、ユーザーに多様かつ有益な情報を提供できないとして、検索エンジンが固く取り締まっています。

覚えておきたいのは、

  • 検索エンジンは「どちらがオリジナルのか」判断できない可能性がある
  • 意図せず作成されるミラーサイトがある

ということ。

他者が自社のミラーサイトを作成していた被害者側の場合でも、自社が上記のペナルティを被ることがあり、その逆もまた然りです。全く同じ文章をコピーして使っている場合はもちろんのこと、多少表現が変わっている程度でもコピーとして認識される可能性が高いでしょう。

また、お客様の利便性を高めるために作った複数のサイトがコピーコンテンツとして認識される場合もあるため、正しい知識を身につけた上でコンテンツ制作を行う必要があります。次の記事も合わせて読むことで、重複コンテンツやその対処について理解を深めましょう。

デメリット③ コンテンツ制作には労力と時間がかかる

今まで解説してきた通り、検索エンジンに評価をされる、ユーザーに有益な情報を届けられる上質なコンテンツを作成するためには、かなりの労力と時間が必要です。

上述した「低品質なコンテンツにならないように気を付ける」だけでなく、

  • 狙っているターゲットに響くコンテンツになっているか
  • キーワードは適切に入っているか
  • SEOを意識した構成や書き方はできているか

など考えなければならないことが多岐にわたります。

また、専門知識を持ったライター・デザイナー・コーダー・エンジニア・カメラマン、そして彼らをまとめる優秀なディレクターなど非常に多くの人材が必要です。

いざ制作・運用を開始したとしても、品質の維持・管理・改善、新たなコンテンツの追加を継続的に実施     するには、工数も多くなってくるため上記に紹介したメンバーだけでは足りないことがほとんどでしょう。

何より、WEBマーケティングやSEOに精通し、適切に施策を講じることができるかが大前提。

自社にそのリソースやノウハウが無い場合は、さらに時間と労力が嵩んでしまいます。コンテンツSEOを熟知した専門家に相談・外注し、的確なアドバイスのもとリソースを蓄えていくというのも1つの有効な手法です。結果として、安く早く良質なコンテンツを作成することに繋がるでしょう。

コンテンツSEOを実施する際に重要な8ポイント

ここからは、実際にコンテンツSEOを実施する上で重要になるポイントを8つに分けて解説していきます。どれも欠かせない要素なので、コンテンツSEOで成果を生み出し、成功へ導きたい方にとっては必読です。

⒈ 目標や目的を明確にする

自社や事業の目的設定をし、コンテンツSEOを通して実現したいことを明確にしましょう。

具体的にはKGI・KPI・中間KPI*ツリーを制作することで、ゴールから、あるいはゴールまで道筋を立てて決めていくということがポイントです。

*KGI:最終的に目指すゴールを表す目標数値
*KPI:KGI達成に向けたプロセスにおける中間目標指標
*中間KPI:KPI達成に向けたプロセスにおける中間目標指標

目標設定を行う際は、

  • ユーザーの新規訪問数を1.5倍にする
  • コンテンツ経由の売り上げを20%増やす

というように、具体的な数値を踏まえて細かな指標を設定していくことをおすすめします。その際は、ツリーのロジックにズレが生じていないか常に意識し、計算することが大切です。数値的な検証が曖昧になってしまうと、KGI・ KPIに繋がらず効果が不明瞭になるので非効率的な施策を展開してしまう恐れがあります。

自社がクリアしたい目標を可視化することで、自社や自社の商材に適した施策というものが変わってくるでしょう。

⒉ ペルソナを設定する

「ペルソナ」とは、企業や商品のターゲットとなる架空のユーザーモデルを指します。

例えば、同じ商品であっても10代女性に紹介する場合と40代男性に紹介する場合とでは、適切なアプローチ方法が異なってくるはずです。的を射たアプローチで確実に成果へ繋げていくために、誰にコンテンツを届けたいのかを明確に定めることが重要になります。

また、コンテンツ製作のチーム全員でペルソナを共有すれば、メンバー間でターゲットユーザーが統一化されるでしょう。目指すべきイメージが鮮明になればなるほど、各コンテンツでのズレをおさえてメディア全体を統一化できます。

そして、自社らしさというブランディングの形成にも繋がることでしょう。コンテンツも作りやすくするためにも、

  • 性別
  • 年齢
  • 性格
  • 趣味
  • 年収

などペルソナをできるだけ細かく設定することがポイントです。

⒊ カスタマージャーニーマップを作成する

「カスタマージャーニーマップ」とは、ユーザーがどのような過程で商材を認知・検討して購入に至ったのかというプロセスにおいて、行動や感情の変化などを可視化できるようフロー図として落とし込んだものです。

カスタマージャーニーマップの作成によって、各プロセスにおいて今まで感じ取ることしかできなかったような課題を浮き彫りにすることができるでしょう。

さらには、ユーザー視点でマーケティング戦略を組めるようになるため、自社にしかできないサービスをプラスするなどして施策を工夫したり、幅を広げたりしていくことも可能になります。作り方や注意点などは、次の記事を参考にしてください。

⒋ コンテンツマップを作成する

コンテンツの種類は日々増えています。そのため、コンテンツSEOを効果的に実施するためには自社の商材やリードに適したコンテンツを選び取ることが重要なポイントです。

コンテンツの選定を誤らないためにも、ぜひ次の記事を参考にしてください。

⒌ CTAの設計を工夫する

CTAボタンとは「購入」「資料請求」など、ユーザーを購入ページやお問い合わせフォームへ導くためにクリックを促すボタンのことを指します。

ボタンの名称が分かりにくかったり、過度な表現で疑問を抱かせてしまったりするとクリックしづらくなってしまうので、

  • 誰でも分かりやすい言葉
  • ユーザーがクリックしやすい言葉

などに工夫するようにしましょう。

また、ボタンの数は多すぎるとユーザーに不快感を与える可能性があるため、アクセス分析ツールで効果を検証しながら設置することも重要なポイントです。

⒍ リードナーチャリングの戦略を練る

コンテンツSEOの効果が表れると、購入意識の低いユーザーも流入してきます。そのため、事前にリードナーチャリング戦略を練りましょう。

リードナーチャリングとは、獲得したリード(見込み客)へ購入意欲が上がるコンテンツや情報を提供し、購入意欲を高める手法です。

リードナーチャリングを成功させるには、事前に購買プロセスを組む必要があります。そしてそれぞれのプロセスに沿ってどのようなコンテンツを準備するかを検討します。

また、プロセスの流れに沿うように、ユーザーを誘導するためのリンクを配置します。

このような施策を実施するためにも、各プロセスのユーザー心理を明確にイメージすることが何よりも重要です。

前述のカスタマージャーニーマップなど活用しましょう。リードナーチャリングについて、詳細や具体的な施策は以下の記事で解説しています。

⒎ 最適なサイトを設計する

コンテンツSEOを実施する前に、サイト設計は細部まで検討しましょう。

例えば、

・カテゴリやタグはどのようなものを準備するのか
・カテゴリやタグのリンク構造はどうするか
・記事間のリンクはどのように設定するか
・自社サービスサイト内で構築するか新たなドメインで運用するか

などといったポイントは、SEOにも大きく影響します。

何が最も効果的なのかは、業種や執筆する記事のテーマによって変わります。重要なのは以下のポイントです。

・関連コンテンツは参照しやすいか(関連コンテンツのリンクを設置)
・コンテンツ(情報)は整理されているか(ツリー構造で整理)

言い換えれば、ユーザーが目的の情報に到達しやすく、関連する情報にも容易にアクセスできることが望ましいです。

ツリー構造とは、木の幹から枝分かれするように、大きな情報グループ(トップページやカテゴリーページ)から細かい情報(単体記事)へと細分化していく、階層構造のことを指します。

 企画したコンテンツが自社サイト(メインサイト)と密接に関連するものならば同じドメインやサブドメインでも運用可能ですが、関連性が低い場合は新規ドメインで運用するなどの判断も必要です。

⒏ サイトのテクニカルな要件を充足させる

ページ構成にもSEOとして行うべき施策は多くあります。以下でご紹介する主要な要素はサイトの計画・構築段階でしっかり準備しておきましょう。

要約(meta description)タグの設置

「meta description(要約)」とは文字通りページの要約を設定するためのタグであり、検索エンジンにページの概要を伝えるために有効です。

具体的な解説や設置方法は以下の記事をご覧ください。

h1タグの設置

ページタイトルを表すh1タグは重要で、各ページに1つのみの使用が推奨されています。タイトルは、ページ概要を直接説明できる部分なので、検索エンジンも重要視しています。キーワードを含めて効果的に設置しましょう。

正しい設定方法については以下の記事をご覧ください。

クローラビリティに配慮したサイト構成

検索エンジンで何番目に表示させるか判断するために、Googleは情報収集機能「クローラー」というロボットを定期的に各サイトで巡回させています。

そのため、巡回しやすさ(クローラビリティ)に配慮した構成にすることが重要です。パンくずリストや内部リンクのほか、サイトマップの設置も検討しましょう。

クローラー対策については以下の記事で詳しく解説しています。

サイト速度の改善

サイトの表示速度は、ユーザーにとっての使いやすさを示す「ユーザビリティ」における重要な指標の一つです。「Pagespeed Insights」などの表示速度解析ツールを活用し、サイトの各ページの速度を解析し、ページスピードを改善しましょう。

具体的な手法やツールの解説は以下の記事をご覧ください。

SEOに強い記事を実施するための6手順

SEOに強い記事を制作していくためには、次の6手順を丁寧に実施していくことが重要になります。

  1. ターゲット・キーワード、読了後のストーリーを決める
  2. 競合記事を確認する
  3. 構成を作成する
  4. 構成に沿って執筆する
  5. リリース後も計測・分析を継続する
  6. リライトを継続的に行う

1. ターゲットとキーワード、読了後のストーリーを決める

コンテンツを作成する前には下準備が最も重要です。

その中でも最初に行う工程が、これから作成するコンテンツのユーザーはどのような人物なのかを決める「ターゲットとキーワードの設定」です。

ターゲットの設定

「対象ターゲットがコンテンツを利用した後、どのような状態になっているのが理想か」ということも考えておきましょう。コンテンツはただ読まれるだけではなく、読んだ後のストーリーが重要です。

  • 自社サービスのことを知ってもらいたいのか
  • サービスの購入に繋げたいのか

など、具体的なストーリーを設定します。

キーワードの設定

ターゲットが決まれば、

  • どのようなことが知りたいと思っているのか
  • どのようなキーワードで検索をしてくるのか

ということまで想像できるようになります。それを元に、記事のテーマとなるキーワードを設定していきましょう。

例えば、「タスク管理ツール」を販売している企業のケースで考えてみます。

ターゲットは「タスク管理が上手く行かず悩んでおり、それを解決するためのツールを試したい人」と設定し、このユーザーに向けて記事を作成することにしました。

  • タスク管理 ツール
  • タスク管理ツール おすすめ

ターゲットが検索エンジンでどのようなキーワードを調べそうかを考えたときに、上記のような候補がいくつか挙げられるでしょう。それぞれのボリュームを調査し、競合のコンテンツにはどのような内容が書かれているか、ユーザーのニーズを確認します。

この記事を読んだターゲットに、

①タスクの一括管理ができるこのツールを使えば、よりスムーズに業務を進めることができる

と考えさせ、

②資料請求を行ってもらう

という流れが理想ならば、その目標を達成するために下記で説明する「構成」を工夫することも可能です。

このように、ターゲットとキーワードと合わせて、記事を読んだ後にターゲットがどういう状態になっているか、ということまで決めて記事を作成すると良いでしょう。

2. 競合記事を確認する

先ほど少し触れましたが、ターゲットとキーワードを決めた後すぐに記事を書くのではなく、競合の記事を確認してさらに情報収集を行いましょう。

  • 上位はどのような記事なのか
  • タイトルの付け方
  • 記事の方向性

これらのポイントに注意しながら、実際にキーワードで検索をした時に上位に表示されているサイトの記事を1つずつチェックしていきます。

競合サイトの記事に共通して出てくる内容やトピックスは、ユーザーが欲している情報と考えて良いでしょう。競合サイトの記事内容を書き出し、どのような情報が必要なのかを選定していきます。

また、競合にはない自社の強みも見つけておくと良いでしょう。ユーザーや検索エンジンにアピールするためには、独自コンテンツが必要です。競合が持っていない技術やサービスをアピールできれば、ユーザーは興味を持ってくれるかもしれません。

3. 構成を作成する

十分な情報が集まったら、記事の構成を組み立てていきます。

いきなり構成を考えるのではなく、集めた情報を箇条書きにするなど、整理するところから始めましょう。箇条書きにした情報を内容ごとに分類し、それらに見出しをつけていくと自然と記事内容がまとまっていきます。その後、どのような流れで伝えるのかを考え、見出しを並び変えて構成を作っていくというのがポイントです。

構成を作る上で、特に重要なのが記事の「タイトル」と「見出し」です。本文ももちろん重要ですが、記事のタイトルや見出しはユーザーの目に止まりやすく、検索エンジンからも評価される重要な部分になるため、詳しく解説いたします。

SEOの視点で適した「タイトル」を設定する

特にタイトルは検索結果に表示され、ユーザーが最初に目にする情報です。ページ内に自分の欲しい情報があるかどうか、ユーザーがひと目で判断できるようにしましょう。

また、タイトルには必ずキーワードを入れるというポイントも重要です。検索結果で表示されるタイトル文字数には制限があるので、キーワードはなるべく前半に来るようにするとターゲットユーザーの目にも止まりやすく、SEOにおいても効果的になります。

また、「ページの中身が気になるタイトル」をつけることでクリックを惹きつけるといった工夫も可能です。

具体的には、下記のような工夫が挙げられます。

  • 話題性のあるワードを取り入れる
  • 説得力のある数字を入れる
  • 答えが知りたくなる疑問形のタイトルにする

SEOの視点で適した「見出し」を設定する

タイトルでのお話は、見出しの観点でも同じことが言えます。

その見出しの段落に何が書いてあるのかをひと目で分かるようにすることが大切です。ユーザーは記事内の文章を全て読んでくれるとは限りません。見出しに重要なキーワードがあれば、そこに自分の欲しい情報があるとわかるため、流し読みの防止にもなります。

また、タイトルだけでなく、「見出し」や「小見出し」もSEOにおいて重要な要素です。

ユーザーが見出しの内容を見て本文の内容を把握するのと同じで、検索エンジンも見出しの内容を参考にしてコンテンツの内容を把握しています。

キーワードが適切に入っており、内容が簡潔にまとまった見出しをつけることで、検索エンジンがよりコンテンツを理解してくれるようになるでしょう。

また、見出しタグ(hタグ)の設定は、検索エンジンがコンテンツの構造を理解するために非常に重要です。hタグで見出しと小見出しを区別し、検索エンジンがコンテンツの構造を理解する手助けになります。

このように、タイトルだけでなく見出しと小見出しもSEOを意識してつけるようにしましょう。

4. 構成に沿って執筆する

構成が完成した後は、その構成に沿ってターゲット像を意識しながら執筆していきます。

文末の口調を揃える、読みやすい長さで文章を区切るなど、ユーザーがスムーズに読める文章を意識しましょう。また、キーワードとそれにまつわる「共起語*」を盛り込むことで、よりSEOに適したコンテンツになります。

*共起語…狙っているキーワードと一緒に使われることが多いキーワード

最も簡単に共起語を調べる方法は、実際にメインのキーワードを検索エンジンで調べてみることです。表示されているサイトのタイトルや記事の中で頻出するキーワードが共起語になるため、競合の記事を調べるときに一緒に調べておくと良いかもしれません。

ここで気を付けたいのが、キーワードと共起語を意識しすぎて文章が不自然になってしまうことです。これまでにお話ししてきたように、不自然な文章はスパムと判断されるリスクがあるため評価されません。

キーワードと共起語は、見出しに沿って執筆をしていると自然と含まれていくものなので、無理に使おうとせず、読みやすく自然に見える文章の中で取り入れるようにしましょう。

5. リリース後も計測・分析を継続する

コンテンツが完成したらサイト上に公開することになりますが、それで終わりではありません。リリースをしたページが本当に評価されているのかを定期的に計測し、分析を行う必要があります。

  • 当初設定したキーワードで順位がついているのか
  • コンテンツは最後まで読まれているのか

など多角的な視点から調べ、もし想定していたような結果が出ていないのであれば改善点が必ずあるはずです。下記のツールを適切に利用すると効率的かつ的確にコンテンツの情報を収集することができます。

Googleサーチコンソール

Googleが公開している無料のツール「サーチコンソール」は、各ページがどのようなキーワードで順位を獲得し、クリックされているのかを調べることができます。

活用方法や使い方は、下記の記事を参考にしてください。

Googleアナリティクス

同じく、Googleが公開している「Googleアナリティクス」は、どのページにどれだけのユーザーが集まり、どの程度滞在をしたかを分析できます。

味方や使い方は、下記の記事を参考にしてみてください。

これらのツールから得られる情報を組み合わせて、ページの分析を実施していきます。その中で、課題となる箇所や修正ができる箇所がないかを探していきましょう。

6. リライトを継続的に行う

ページの分析を行い課題点が見つかったら、記事をリライトして改善します。 リライトとは、一度作成した文章を書き直すことです。せっかく書いた文章ですが、課題があるまま放置していると、今後の順位上昇やアクセスの増加は見込めません。

設定したキーワードで思うように順位が伸びない原因

ユーザーが知りたい情報が入っていなかったり、意図していたキーワードとは別のキーワードで検索されていたりする可能性が高いです。「別のキーワード」の存在が明らかになったら、そのキーワードで新たに対策を講じてみるのも有効です。検索ボリュームが大きくポテンシャルの高いキーワードかもしれないので、見逃さないようにしましょう。

ユーザーの滞在時間が短い原因

可能性の1つとして、コンテンツの内容に問題があり、そもそも読まれていないという原因が考えられます。他の競合サイトとの違いを見つけて、足りないコンテンツがあれば追加し、分かりづらい文章があるなら書き換える必要があるでしょう。

十分に改善を行ったら、また記事をリリースしましょう。リリース後は定期的に分析を行い、行った改善に効果があったのか確認します。

このように、分析と改善(リライト)を繰り返し行い、上質なコンテンツページを作ることが、コンテンツSEOでは最も重要な作業となります。

まとめ

コンテンツSEOはどのような手法なのか、特徴と実際の作業手順をご紹介しました。

コンテンツSEOは長期的に取り組むことで成果をもたらすため、かなり時間と労力を要する施策だということが分かっていただけたかと思います。

しかし、コストを抑えながら長期的な集客を行えるだけでなく、サイトのブランディングまでできる点は大きな魅力でしょう。

知識や技術などのノウハウがない場合は諦めてしまうのではなく、コンテンツSEOの専門家に相談をする、外注するのも1つの方法です。長い目で見た際に、外注の方がコストを抑えられる可能性もあります。

オウンドメディアでコンテンツSEOを行いたいと考えているのであれば、将来のための投資と考えて外注も検討してみてはいかがでしょうか。

弊社でも常に無料相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

ヒトノテ坪昌史

監修者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。

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