SEO 公開日: 2020.06.03 更新日: 2024.03.22

【2024年版】SEOを学べる本12選!初心者から上級者までレベル別に紹介

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SEOの基本的な知識を体系立てて学びたい方は、本がおすすめです。
SEOに関する情報は、時代のトレンドやアルゴリズムの変更によって変わりゆく部分もありますが、根本の部分は変わりません。本からSEOの歴史や先人達の知恵を学ぶことでSEOの基礎を理解することができます。

この記事では、SEOを学ぶためのおすすめの本をレベル別にご紹介します。

SEOを本で学ぶメリット

SEOを本で学ぶメリットは、信頼性の高い情報を収集できることです。SEOに関する情報は、インターネット上に多数掲載されています。しかし、インターネットには誰でも発信できるため、誤った情報が記載されている可能性があります。実際に個人の独自の見解や更新されていない古い情報の使い回しなどを目にすることもあります。

一方で本は、著者だけでなく出版社の編集者や校閲者も確認したうえで出版されています。また、本の出版はコストがかかるものなので、著者の実績や信頼性がないと刊行されません。そのため、インターネット上の情報にはない安心感を抱きながら学べるでしょう。

このほか挙げられるメリットとしては、「体系的に学ぶことができる」という点です。1つの作品として、導入でSEOの歴史や基本的な知識がまとめてあったり、中間で具体的な事例が記載されていたり、まとめの部分では応用情報が盛り込まれてあったり、多くの情報を丁寧に整理されているものが本です。

インターネット上の情報のような、断片的になりやすく「全体像が把握しづらい」というデメリットは少ないです。SEOに限らず、最近は技術の進歩が速いため「書籍になるころには情報は古くなっているのではないか」と心配になる人もいるでしょう。

そのような最新の情報はインターネットでもキャッチアップしつつ、全体像を把握する目的として本を活用することが、理想的な勉強方法です。

SEOが学べる本を12冊ご紹介

企業のコンテンツマーケティング担当者なのか、エンジニアなのか、それとも個人のアフィリエイターやブロガーなのか、あなたの立場によって学ぶべき情報は違います。

また、SEOを初めて学ぶ初心者なのか、ある程度実践の経験もあるのか、よりスキルを高めたい熟練者なのかによっても、おすすめの本が変わってきます。

今回は「SEOの基本的な知識が学べる初心者におすすめの本」「SEOの実践知識が学べる中級者・上級者におすすめの本」というように、習熟度別におすすめの本をご紹介します。

タイトル名著者名対象料金(定価)ページ数出版日(発売日)出版社電子書籍
SEO対策・超入門滝口健太郎初心者720円1912020/4/22なしKindle
これからのWordPressSEO内部対策本格講座瀧内賢氏初心者1,760円2242022/2/18秀和システムKindle
いちばんやさしい新しいSEOの教本 第3版安川 洋/江沢 真紀/村山 佑介初心者1,848円2562023/11/16インプレスKindle楽天Kobohonto
10年つかえるSEOの基本土居 健太郎初心者1,480円1362015/4/23技術評論社Kindle楽天Kobohonto
沈黙のWebライティング松尾 茂起初心者2,000円6322016/11/1エムディエヌコーポレーションKindle楽天Kobohonto
検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書渡辺 隆広初心者1,680円3602008/6/17翔泳社Kindle楽天Kobo
1時間でわかるSEO対策遠藤 聡初心者1,000円1602018/5/8技術評論社Kindle楽天Kobohonto
現場のプロから学ぶSEO技術バイブル西山 悠太朗/小林 睦中級者・上級者2,980円4322018/7/26マイナビ出版Kindle楽天Kobo
SEO対策マスターガイドアポロ中級者・上級者1,705円1732020/7/5ブルーポイント出版Kindle
これからのSEO内部対策 本格講座瀧内 賢中級者・上級者1,800円2642017/3/4秀和システムKindle楽天Kobohonto
成果を出し続けるための王道SEO対策 実践講座鈴木 良治中級者・上級者1,980円2562016/4/27技術評論社なし
効果がすぐ出るSEO辞典岡崎 良徳中級者・上級者1,680円2562016/1/29翔泳社楽天Kobohonto

SEOの基礎知識が学べる初心者におすすめの本

初心者の方は、SEOの全体像を掴めるような本を選ぶのがおすすめです。その本で関心を持った内容や難しいと関した内容をさらに深掘りした本を読んでいくことで、効率的に学び続けられます。

ここからは、SEOの基礎知識を学びたい初心者向けの本を7冊紹介します。どの本も基本的な内容で書かれていることに大きな差はないので、とりあえず、文体や説明用イラストなどの好みで1冊選ぶのもおすすめです。

SEO対策・超入門2024

この本の特徴
・SEO初心者に向けた超入門書
・電子書籍の利点を生かして、必要に応じた内容の更新が行われている

『SEO対策・超入門2024』は、20年以上のキャリアを持つWebコンサルタント・滝口健太郎氏によるSEO入門書です。2020年4月22日に電子書籍にて720円(税込)で発売され、これからSEOを始める人を中心に多くの評価を集めています。

この本は、まず基礎編で事前知識を身につけて、実践編・応用編へと進めていく三部構成になっています。サイト立ち上げやコンテンツ制作のPDCAを体系的に学べるため、一つひとつのプロセスを理解しながら進めていきたい方におすすめです。

また、日々アップデートされるインターネット社会において、書籍の情報は時代遅れになりやすいというデメリットがあるのも事実です。

しかしこの本は、電子書籍の利点を活かして、Googleのアルゴリズムアップデートなどの状況変化に応じて内容を更新しています。そのため、一度購入しておけば、速やかに最新の情報を収集するツールとして長く活用可能です。

本で学んで、都度更新される情報も取り入れていきたいという方は、『SEO対策・超入門2023』がおすすめです。

これからのWordPressSEO内部対策本格講座

この本の特徴
・SEOとWordPressの関係性について学べる
・WordPressを活用する上での知識が身につく

『これからのWordPressSEO内部対策本格講座』は、SEOコンサルティングを請け負う株式会社セブンアイズの代表取締役・瀧内賢氏が執筆した書籍です。2022年2月18日に1,760円(税込)で発売され、副業ブロガーやサイト運営担当者などから評価を集めています。

WordPressは、簡単にWebサイトを作れて、SEOに強い機能が多く備わっていることが魅力です。しかし誰でも上位表示できるわけではありません。

日々アップデートされるアルゴリズムに対応したうえで、内部・外部からの施策が欠かせません。とはいえ、初心者を脱するために取り組むべき具体的な施策が分からない方も多いでしょう。そのような方には、内部施策に焦点を絞ったこの本がおすすめです。

そのためまずは、この本で初期設定やプラグインなどの内部施策を集中的に学んでみましょう。

いちばんやさしい新しいSEOの教本 第3版

この本の特徴
・図解が多く、初心者向けで分かりやすい一冊
・付録を使用することで初心者でもSEOを進めることが可能

『いちばんやさしい新しいSEOの教本 第3版』は、安川 洋/江沢 真紀/村山 佑介の3名によって書かれた、2023年11月16日に定価は1,848円で発売された書籍です。

もともと「SEO入門の定番」と言われていた第1版を最新のモバイル検索環境に対応してリニューアルされました。アユダンテ株式会社という有名なSEO会社の3名が執筆されているため、SEOの考え方の本質が丁寧に解説されています。

図解が多く、セミナー形式なので初心者にもわかりやすい構造になっています。また、裏ワザではなく王道テクニックが書かれていることも、この書籍の魅力です。

業種別のキーワード一覧やサイトのテンプレート一覧が付録されているので、実際に一覧を使いながらSEOを進めることができます。SEOの本質と王道テクニックがバランスよく書かれているので、書籍の名前の通り「教本」として初心者の学習に寄り添ってくれます。

10年つかえるSEOの基本

この本の特徴
・小手先のテクニックではなくSEOの本質を学べる
・初心者と専門家の掛け合いを追いながら学べる

10年つかえるSEOの基本、土居 健太郎氏によって書かれた、2015年4月23日に定価は1,480円で発売された書籍です。

著者の土居氏はSEO業界でよく名前を聞くナイル株式会社の取締役であり、ナイルではSEOに役立つ話題を提供する「SEO HACKS」というサイトの運営も行っています。SEO HAKCSはSEOに関するあらゆるキーワードで1位を獲得しているため、書籍の内容についても信頼することができます。

この本では「SEOとは何か」や「検索エンジンはどのような仕組みで動いているのか」など、SEOの本質的な概念について書かれています。

タイトル通りの長く廃れない本質について、専門用語をかみ砕いた表現や対話形式などを用いて丁寧に解説されています。テクニック重視のSEOは、Googleのアップデートで一気に順位を落とす可能性があります。本質をしっかりと学んで良質なブログ・サイトを運営することで、アップデートの影響を最小限に抑えることができます。

少し抽象度の高い話が書かれていますが、テクニックに頼らない王道のSEOを学びたい人におすすめの本です。

沈黙のWebライティング

この本の特徴
・成果を上げる文章の書き方を学べる
・ブログ記事だけではなくビジネス文書にも活用ができる

『沈黙のwebライティング』は松尾 茂起氏によって書かれた、2016年11月1日に定価2,000円で発売された書籍です。

著者の松尾氏はWebプランニングチーム「ウェブライダー」の代表として、さまざまなWebコンテンツのプロデュースやSEOに関する本を数多く執筆しています。この本はAmazonでベストセラーとなった「沈黙のWebマーケティング」がシリーズ化された第2版の書籍です。

Webサイトで成果を上げるための文章の書き方について、ストーリー仕立てで学べるという点が特徴です。

狙ったSEOキーワードで検索順位を上げるためにコンテンツ内でどういう文章を書けばよいかというノウハウについて中心に書かれています。600を超えるページ数のため手に取ったときは読み切れるのか心配になりますが、ストーリー形式にすることによって、飽きずに読み進めることができます。

重要な点はストーリーとストーリーの間に「まとめ」が書かれているため、後から必要な点のみを振り返ることも可能です。

SEOとSEOライティングは切っても切れない関係にあります。ユーザーの検索意図を考慮してタイトルやコンテンツ内の文章を作ることで、上位表示を目指すことができるからです。この書籍はSEOライティングについて実例を踏まえながら学びたい人におすすめです。

検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書

https://www.amazon.co.jp/dp/4798114073

この本の特徴
・SEO本初のベストセラーのリニューアル書籍
・はじめてSEOに取り組む方におすすめ

『検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書』は、渡辺 隆広によって書かれた、2008年6月17日に定価は1,680円で発売された書籍です。

著者の渡辺氏はSEO業界の権威者であり、株式会社アイレップの元取締役です。

この書籍の前に出版された『検索にガンガンヒットするホームページの作り方』はSEO関連本で初のベストセラーとなっています。そんなベストセラーをリニューアルし、SEO全般の「絶対に理解しておくべき事項とその考え方」を中心に書かれたのがこの書籍です。

SEOの「なぜ?」「なに?」「どうして?」について、ノウハウが丁寧に解説されています。また、ブラックボックスと捉えられがちな検索アルゴリズムの情報に関して、検索技術の開発者の考え方や視点を積極的に取り入れて触れていて、より堅実なSEOについて学ぶことができる本になっています。

スピードマスター1時間でわかるSEO対策

この本の特徴
・1時間で読むことができる
・気になっているけど書籍に手を出せない方におすすめ

『スピードマスター 1時間でわかるSEO対策』は、遠藤 聡氏によって書かれた、2018年5月15日に定価1,000円で発売された書籍です。

名前の通り、SEOのノウハウをぎゅっと凝縮し、1時間で読める内容になっていることが特徴です。「1時間で読める」と聞いて内容に不安を覚える人もいるかもしれませんが、基礎知識に限定して要点だけを身につけることに特化しているため、内容に不足はありません。

裏ワザや小手先のテクニックについては書かれていませんが、SEOの考え方と正攻法について十分に学ぶことができます。特に完全なSEO初心者やほかのSEO関連本を最後まで読み切れなかった人におすすめの書籍です。

またほかの書籍に比べて手に取りやすい価格設定であるため、「個人でWebサイトを運営していてSEOに興味があるが、高価な専門書を買うには抵抗がある」という人にも、おすすめです。

SEOの実践知識が学べる中級者・上級者におすすめの本

SEOの全体像を掴めたら、個々の施策に着目して具体的に学んでいくことが大切です。

そのためここからは、上位表示に欠かせない実践的な知識を学びたい中級者・上級者向けの書籍を5冊紹介します。入門書に比べて内容などの個性の違いが大きくなるので、自分に必要なものを分析しながら選んでみましょう。

現場のプロから学ぶSEO技術バイブル

この本の特徴
・実践的な内部施策、外部施策を学べる
・コンテンツSEOとモニタリングの内容まで網羅

『現場のプロから学ぶSEO技術バイブル』は西山 悠太朗/小林 睦によって書かれた、2018年7月26日に定価2,980円で発売された書籍です。

この書籍が他のSEO関連本と大きく違うのは「技術的な側面から徹底的に詳しく解説されている」という点です。SEOを10個の技術的な方向から分析し、あらゆる技術的ノウハウを網羅してあります。

具体的には、サイトの現在状況の把握から、Googleの検索エンジン、サイトの高速化構造化マークアップAMP対応、内部施策と外部施策、施策の効果検証などです。この書籍を読めば、SEOに関わる人と社内のウェブエンジニアとの意思疎通がスムーズになるでしょう。

SEOにおいて「サイトの高速化をしたい」という話がでてきたとき、エンジニアに丸投げしていませんか?それがどのように実装されるのか、どれだけ大変なのかをSEO担当者が理解することで、社内体制やサイトの状況から総合的に判断できるようになります。

特に、社内のウェブエンジニアの方と連携する立場のSEO担当者やエンジニアの方におすすめの一冊です。

SEO対策マスターガイド

この本の特徴
・上位表示のアルゴリズムを収録
・超初級編から上級者辺までカバーしている

『SEO対策マスターガイド』は、のべ2000名以上の指導実績のあるアポロ氏が執筆したSEO完全マニュアルです。2020年7月5日に1,705円(税込)で発売され、著者は「SEO対策とアルゴリズムの情報はこれ1冊で十分」と自信を持っています。

海外トップクラスのSEOのプロから学んだ著者の経験を活かし、日本語ではあまり見つからない情報までカバー。カナダ在住の著者が収集した日本でまだほとんど知られていないアルゴリズムの情報や、海外の一流専門家が活用するノウハウまで解説しています。

Googleだけではなく、BingのSEOについても収録しているため、検索エンジンからのアクセスがなかなか伸びない方におすすめです。

またこの本では、SEOに配慮したWebライティングなどのコンテンツ制作に関する情報も紹介されています。そのため、「小手先のテクニックで上位表示させるだけでなく、読まれるコンテンツを作成したい」という方におすすめです。

これからのSEO内部対策 本格講座

この本の特徴
・内部対策だけではなく外部対策の重要性を学べる
・検索エンジンに認識させるための記述方法が分かる

『これからのSEO内部対策 本格講座』は、瀧内 賢によって書かれた、2017年3月4日に定価1,800円で発売された書籍です。

この書籍はSEOの中でも、内部対策の重要性や有効な外部対策、内部対策と外部対策の連動について解説しています。内部対策はソースコードやテキスト・画像などの要素を検索ロボットに分かりやすく記述するノウハウで、SEOで避けては通れない施策の1つです。

被リンクSEOがペナルティを受けるようになり、Googleのサイト評価技術が高まるにつれ、より一層重要視されるようになりました。また、内部対策について触れた書籍は多くありますが、この書籍では内部対策と外部対策が連動することがこれからのSEOには必須として、解説されています。

理論の説明だけでなく具体例をあげて説明してあるので、具体的な施策に悩んでいる人やSEOを考慮した構築を担当するエンジニアにおすすめの書籍です。

成果を出し続けるための王道SEO対策 実践講座

この本の特徴
・SEOについて少し知識を身に着けてきた方におすすめ
・幅広い分野を網羅しており、上級者の知識整理にも役立つ

『成果を出し続けるための王道SEO対策 実践講座』は、鈴木 良治によって書かれた、2016年4月27日に定価1,980円で発売された書籍です。

前著『SEO対策のためのWebライティング実践講座』でSEO対策を記した著者が、Webサイトの制作から運営における実践方法を提供する本として執筆しました。

10年後も効果を出し続けるための王道SEO」をコンセプトに、基本に忠実な内容が書かれています。裏ワザのようなテクニックではなくどちらかと言うと地味な手法が多いですが、地味であるがゆえに探偵的に成果を出すためのSEOを学ぶことができます。

安定的に成果を出す」ことは、多くのSEO担当者が課題としていることではないでしょうか?サイトの作成環境の選択や設計、スマホ対応、Search Consoleによる運営管理、ペナルティ対策など幅広い分野を網羅しています。

また、サイトの作成手順に沿った構成になっていて体系的に理解を深められるだけでなく、逆引き機能によって後からの振り返りに活用しやすい点が特徴です。

効果がすぐ出るSEO事典

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この本の特徴
・環境に左右されにくい長く使えるSEOを学べる
・基礎知識からハイレベルまで学べる

『効果がすぐ出るSEO事典』は、岡崎 良徳氏によって書かれた、2016年1月29日に定価1,680円で発売された書籍です。

家電量販店のECサイト責任者や新卒向けWeb求人媒体のコンサルティング営業、地域情報CGMサイトの事業責任者をしていた著者が実践で学んだSEOの知識がまとめられた書籍です。

基礎編と応用編に分かれていて、「基礎知識」「手軽な対策」「本気の対策」「ハイレベル対策/トラブル対応」の4つの分類から、状況に合わせていつでも使えるように書かれています。

ペンギンアップデートやパンダアップデートにより過去のSEOが通用しなくなり、スマホやタブレットの普及でモバイルフレンドリーという新たなキーワードも登場しました。そんな変化の激しい中でも長く使えるSEOについてまとめられています。

SEOの基本的な考え方だけでなく、すぐに実践に移せるテクニック・ノウハウが詰まっています。各トピックをすべて3行でまとめているので、必要なところを日々のサイト運営で気になったときに振り返りやすくなっているのが特徴です。

現役SEOのコンサルが選ぶおすすめの2冊!

初心者向け、中級者向け、上級者向けと11冊の本を紹介しましたが、「いや、11冊も読めないし、結局どれを買うか決まらなかった……」という方に、現役でSEOのコンサルをしている筆者おすすめの2冊を紹介します。

1冊目は「成果を出し続けるための王道SEO対策 実践講座」です。この記事では、中級者・上級者向けとして紹介していますが、初心者の方でも理解できる基礎も丁寧に書かれています。

これから本気でSEOを極めたい!という方は、少し難しく感じるくらいのレベルの本に齧り付いた方が成長できるでしょう。コツコツと成果を目指すSEOは泥臭い部分もあるので、勉強に関しても本の内容を理解できるまで、何度も何度も繰り返し読むことをおすすめします。

2冊目は、「現場のプロから学ぶSEO技術バイブル」です。この本はかなりレベルが高く、サイトを制作する技術の部分や検索エンジンの裏側を理解したい、上級者の方は手に取るべき1冊です。初心者の方は、はじめからこの本を理解しようとすると心が折れるかもしれないので、こんな難しいこともあるんだというSEOの深みを知る程度でいいでしょう。

私もSEOを学びはじめの頃に手にとって、そっと本を閉じたことを覚えています(笑)今でも読み応えのある本だなぁと手元においています。

SEOの知識を身に着ける方法

ここまで、SEOについて学べる本を紹介してきました。自分に合った本を選ぶことで、SEOを本質的に理解できるようになるでしょう。しかし、よりハイレベルなSEOに取り組むためには、本での情報収集だけにこだわるのは危険です。なぜなら本には、「情報が古くなりやすい」「購入しないと質が分からない」などのデメリットもあるからです。

そのためここからは、本以外でSEOの知識を身につける方法を紹介します。自分に合った情報の収集・選択方法を見つけ、効率的に学んでいきましょう。

学んだ知識を活かしてSEO検定を受ける

これら本で学んだ知識を活かして、SEO検定を受けることもSEOのスキルを高める一つの方法です。

資格を取ることで、SEOの知識が身についていることを実感できるでしょう。また、自身がSEOの実力を持っていることを客観的に示すことができるので、転職や就職活動の際に役立ちます。

SEO検定についての記事はこちら
SEO検定とは?難易度や勉強法、資格を取るメリットを解説!

SEO関連のTwitterで情報収集

SEOは常に変化を繰り返しているので、日常的に情報にアクセスして知識を蓄えていく必要があります。

そこで役に立つのがTwitterです。多数の人が日々発信しているTwitterは、最新の知識を習得するのに相性が良く、SEOに関するアカウントをフォローすることでスキマ時間にも情報収集ができます。

ただし、Twitterは誰でも投稿できるというデメリットがあるため、信頼と実績のあるアカウントをフォローしたうえで、発信される情報を精査することが大切です。

現場で学んだものがSEOを制す

本で知識をつけたり、SEO検定を受けたりすることも重要ですが、SEOのスキルを身につけるには現場での経験が重要です。Web制作やコンサルティングなどの業界最前線で行動することで、豊富な知識と経験にもとづくSEOができるようになります。

しかし多くの方にとって、SEOを学ぶためだけに転職などをするのは難しいでしょう。そのため、SEOの効果を出すためには最前線にいるプロから学ぶことが大切です。株式会社ヒトノテには、毎日現場でSEOのスキルを磨いているプロフェッショナルがいます。SEOで困っている企業担当者の方は、お気軽にご相談ください。

まとめ

Webマーケティングの手法として取り組まない手はないほどSEOは重要です。SEOの知識やスキルを身につける方法はたくさんありますが、まずは1冊の本から基本を学ぶとよいでしょう。SEOの基本的な概念や細かいテクニックなど、自身の今の熟練度に合わせて本を選び、検索結果で上位表示されるコンテンツの制作に役立ててください。

本だけでなく資格の勉強をしたり、SNSなど最新の情報も取り入れることも重要です。現場のプロのサポートが必要な場合は、ヒトノテまでお気軽にお問合せください。あなたと同じようにSEOに悩まれている方からのご相談や多くの改善事例もあるので、参考になると思います。

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執筆者:阿部直記

株式会社ヒトノテの代表取締役COO。KLab株式会社、クラウドワークスを経て、株式会社ヒトノテへ。新規サービス/タイトルの立上げや企画、運営中案件の分析を行いながら改善しグロースさせるなど、事業作りを中心とした提案が得意です。

ヒトノテ坪昌史

監修者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。

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