SEO 2020.06.03

SEOを学べる本10選!コンテンツマーケティングやWEBライティングにもおすすめ

近年、「コンテンツマーケティング」や「オウンドメディア」などのワードをよく聞きませんか。インターネットやデバイスの普及とともに、コンテンツは私たちの生活に身近なものとなりました。

そんなコンテンツがあふれる現在、インターネット上の多くのコンテンツの中で、自分のブログやWebサイトを上位に表示させるためにはSEOのスキルが必須です。

SEOについて学ぶ方法は、セミナーやコンサルティングサービスを利用するほかに、独学で行うという方法があります。独学で学ぶ際、書籍を購入しようと考える人もいるでしょう。

しかし、数多くの書籍が出版されているため、何を選べばいいか迷ってしまうかもしれません。この記事では、SEOを学ぶための書籍をどう選べばいいのかわからない人のために、熟練度別におすすめの本をご紹介します。

SEOを本で学ぶメリットを紹介!

SEOを書籍で学ぶことには、「体系的に学ぶことができる」というメリットがあります。

SEOに限らず、最近は技術の進歩が速いため「書籍になるころには情報は古くなっているのではないか」と心配になる人もいるでしょう。確かに、鮮度が高いことはインターネット上に掲載される情報から学ぶメリットです。

しかし、情報が断片的になりやすく、「全体像が把握しづらい」というデメリットもあります。書籍を使って学ぶことで、知識やノウハウを体系的に知ることができます。全体像を把握することで、その後に個々のテクニックを勉強した際の理解度も変わるでしょう。そのため、一度は本を使って体系的にSEOを学ぶことをおすすめしています。

SEOが学べる本を10冊ご紹介

企業のコンテンツマーケティング担当者なのか、エンジニアなのか、それとも個人のアフィリエイターやブロガーなのか、あなたの立場によって学ぶべき情報は違います。

また、SEOを初めて学ぶ初心者なのか、ある程度実践の経験もあるがよりスキルを高めたい熟練者なのかによっても、学ぶべき情報は異なります。

今回は「SEOの基本的な知識が学べる初心者におすすめの本」「SEOの実践知識が学べる中級者・上級者におすすめの本」というように、習熟度別におすすめの本をご紹介します。

SEOの基礎知識が学べる初心者におすすめの本

SEOの基礎知識について書かれている、初心者におすすめの本は次の5冊です。

いちばんやさしい新しいSEOの教本 第2版

画像出典:Amazon

『いちばんやさしい新しいSEOの教本 第2版』は、安川 洋/江沢 真紀/村山 佑介の3名によって書かれた、2018年7月20日に発売された書籍です。

定価は1,580円(税抜き)です。

もともと「SEO入門の定番」と言われていた第1版を最新のモバイル検索環境に対応してリニューアルされました。アユダンテ株式会社という有名なSEO会社の3名が執筆されているため、SEOの考え方の本質が丁寧に解説されています。

図解が多く、セミナー形式なので初心者にもわかりやすい構造になっています。また、裏ワザではなく王道テクニックが書かれていることも、この書籍の魅力です。

業種別のキーワード一覧やサイトのテンプレート一覧が付録されているので、実際に一覧を使いながらSEOを進めることができます。

SEOの本質と王道テクニックがバランスよく書かれているので、書籍の名前の通り「教本」として初心者の学習に寄り添ってくれます。

10年つかえるSEOの基本

画像出典:Amazon

10年つかえるSEOの基本、土居 健太郎氏によって書かれた、2015年4月23日に発売された書籍です。

定価は1,480円(税抜き)です。

著者の土居氏はSEO業界でよく名前を聞くナイル株式会社の取締役であり、ナイルではSEOに役立つ話題を提供する「SEO HACKS」というサイトの運営も行っています。SEO HAKCSはSEOに関するあらゆるキーワードで1位を獲得しているため、書籍の内容についても信頼することができます。

この本では「SEOとは何か」や「検索エンジンはどのような仕組みで動いているのか」など、SEOの本質的な概念について書かれています。

タイトル通りの長く廃れない本質について、専門用語をかみ砕いた表現や対話形式などを用いて丁寧に解説されています。テクニック重視のSEOは、Googleのアップデートで一気に順位を落とす可能性があります。本質をしっかりと学んで良質なブログ・サイトを運営することで、アップデートの影響を最小限に抑えることができます。

少し抽象度の高い話が書かれていますが、テクニックに頼らない王道のSEOを学びたい人におすすめの本です。

沈黙のWebライティング

画像出典:Amazon

『沈黙のwebライティング』は松尾 茂起氏によって書かれた、2016年11月1日に発売された書籍です。

定価は2,000円(税抜き)です。

著者の松尾氏はWebプランニングチーム「ウェブライダー」の代表として、さまざまなWebコンテンツのプロデュースやSEOに関する本を数多く執筆しています。この本はAmazonでベストセラーとなった「沈黙のWebマーケティング」がシリーズ化された第2版の書籍です。

Webサイトで成果を上げるための文章の書き方について、ストーリー仕立てで学べるという点が特徴です。

狙ったSEOキーワードで検索順位を上げるためにコンテンツ内でどういう文章を書けばよいかというノウハウについて中心に書かれています。600を超えるページ数のため手に取ったときは読み切れるのか心配になりますが、ストーリー形式にすることによって、飽きずに読み進めることができます。重要な点はストーリーとストーリーの間に「まとめ」が書かれているため、後から需要な点のみを振り返ることも可能です。

SEOとSEOライティングは切っても切れない関係にあります。ユーザーの検索意図を考慮してタイトルやコンテンツ内の文章を作ることで、上位表示を目指すことができるからです。この書籍はSEOライティングについて実例を踏まえながら学びたい人におすすめです。

検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書

画像出典:Amazon

『検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書』は、渡辺 隆広によって書かれた、2008年6月17日に発売された書籍です。

定価は1,680円です。

著者の渡辺氏はSEO業界の権威者であり、株式会社アイレップの取締役です。

この書籍の前に出版された『検索にガンガンヒットするホームページの作り方』はSEO関連本で初のベストセラーとなっています。そんなベストセラーをリニューアルし、SEO全般の「絶対に理解しておくべき事項とその考え方」を中心に書かれたのがこの書籍です。

SEOの「なぜ?」「なに?」「どうして?」について、ノウハウが丁寧に解説されています。また、ブラックボックスと捉えられがちな検索アルゴリズムの情報に関して、検索技術の開発者の考え方や視点を積極的に取り入れて触れていて、より堅実なSEOについて学ぶことができる本になっています。

スピードマスター1時間でわかるSEO対策

画像出典:Amazon

『スピードマスター 1時間でわかるSEO対策』は、遠藤 聡氏によって書かれた、2018年5月15日に発売された書籍です。

定価は1,000円(税抜き)です。

名前の通り、SEOのノウハウをぎゅっと凝縮し、1時間で読める内容になっていることが特徴です。「1時間で読める」と聞いて内容に不安を覚える人もいるかもしれませんが、基礎知識に限定して要点だけを身につけることに特化しているため、内容に不足はありません。

裏ワザや小手先のテクニックについては書かれていませんが、SEOの考え方と正攻法について十分に学ぶことができます。特に完全なSEO初心者やほかのSEO関連本を最後まで読み切れなかった人におすすめの書籍です。

またほかの書籍に比べて手に取りやすい価格設定であるため、「個人でWebサイトを運営していてSEOに興味があるが、高価な専門書を買うには抵抗がある」という人にも、おすすめです。

SEOの実践知識が学べる中級者・上級者におすすめの本

SEOをすでに実践していて、さらに知識を深めたい中級者・上級者におすすめの本は次の5冊です。

現場のプロから学ぶSEO技術バイブル

画像出典:Amazon

『現場のプロから学ぶSEO技術バイブル』は西山 悠太朗/小林 睦によって書かれた、2018年7月26日に発売された書籍です。

定価は2,980円(税抜き)です。

この書籍が他のSEO関連本と大きく違うのは「技術的な側面から徹底的に詳しく解説されている」という点です。SEOを10個の技術的な方向から分析し、あらゆる技術的ノウハウを網羅してあります。

具体的には、サイトの現在状況の把握から、Googleの検索エンジン、サイトの高速化や構造化マークアップ、AMP対応、内部施策と外部施策、施策の効果検証などです。この書籍を読めば、SEOに関わる人と社内のウェブエンジニアとの意思疎通がスムーズになるでしょう。

SEOにおいて「サイトの高速化をしたい」という話がでてきたとき、エンジニアに丸投げしていませんか?それがどのように実装されるのか、どれだけ大変なのかをSEO担当者が理解することで、社内体制やサイトの状況から総合的に判断できるようになります。

特に、社内のウェブエンジニアの方と連携する立場のSEO担当者やエンジニアの方におすすめの一冊です。

Googleを支える技術

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『Googleを支える技術』は、西田 圭介氏によって書かれた、2008年3月28日に発売された書籍です。

定価は2,280円(税抜き)です。

この書籍はSEO業界の人が書いたのではなく、ドライバ開発やWebアプリを手掛けるフリーランスエンジニアの西田氏によって書かれました。

検索上位表示を行うためにSEOをするのですが、その検索が行われるのはもちろんGoogleなどの検索エンジンです。つまり、検索エンジンそのものを理解することがSEOの成果を最大限発揮することにつながるといえます。

そのため、この書籍では普段何気なく行っているWeb検索がどのような計算によって行われているのか、Googleの裏側を支える数々の技術を論文やパブリックな情報をもとに技術的な視点に立って解説しています。ページランクの計算式やランキング関数などについて解説しているSEO本は少ないでしょう。

そういった技術的な理解を深めたい人におすすめの書籍です。

これからのSEO内部対策 本格講座

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『これからのSEO内部対策 本格講座』は、瀧内 賢によって書かれた、2017年3月4日に発売された書籍です。

定価は1,800円(税抜き)です。

この書籍はSEOの中でも、内部対策の重要性や有効な外部対策、内部対策と外部対策の連動について解説しています。内部対策はソースコードやテキスト・画像などの要素を検索ロボットに分かりやすく記述するノウハウで、SEOで避けては通れない施策の1つです。

内部対策はソースコードやテキスト・画像などの要素を検索ロボットに分かりやすく記述するノウハウで、SEOで避けては通れない施策の1つです。被リンクSEOがペナルティを受けるようになり、Googleのサイト評価技術が高まるにつれ、より一層重要視されるようになりました。また、内部対策について触れた書籍は多くありますが、この書籍では内部対策と外部対策が連動することがこれからのSEOには必須として、解説されています。

理論の説明だけでなく具体例をあげて説明してあるので、具体的な施策に悩んでいる人やSEOを考慮した構築を担当するエンジニアにおすすめの書籍です。

成果を出し続けるための王道SEO対策 実践講座

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『成果を出し続けるための王道SEO対策 実践講座』は、鈴木 良治によって書かれた、2016年4月27日に発売された書籍です。

定価は1,980円(税抜き)です。

前著『SEO対策のためのWebライティング実践講座』でSEO対策を記した著者が、Webサイトの制作から運営における実践方法を提供する本として執筆しました。

「10年後も効果を出し続けるための王道SEO」をコンセプトに、基本に忠実な内容が書かれています。裏ワザのようなテクニックではなくどちらかと言うと地味な手法が多いですが、地味であるがゆえに探偵的に成果を出すためのSEOを学ぶことができます。

「安定的に成果を出す」ことは、多くのSEO担当者が課題としていることではないでしょうか?サイトの作成環境の選択や設計、スマホ対応、Search Consoleによる運営管理、ペナルティ対策など幅広い分野を網羅しています。

また、サイトの作成手順に沿った構成になっていて体系的に理解を深められるだけでなく、逆引き機能によって後からの振り返りに活用しやすい点が特徴です。

効果がすぐ出るSEO事典

画像出典:Amazon

『効果がすぐ出るSEO事典』は、岡崎 良徳氏によって書かれた、2016年1月29日に発売された書籍です。

定価は1,680円(税抜き)です。

家電量販店のECサイト責任者や新卒向けWeb求人媒体のコンサルティング営業、地域情報CGMサイトの事業責任者していた著者が実践で学んだSEOの知識がまとめられた書籍です。

基礎編と応用編に分かれていて、「基礎知識」「手軽な対策」「本気の対策」「ハイレベル対策/トラブル対応」の4つの分類から、状況に合わせていつでも使えるように書かれています。

ペンギンアップデートやパンダアップデートにより過去のSEOが通用しなくなり、スマホやタブレットの普及でモバイルフレンドリーという新たなキーワードも登場しました。そんな変化の激しい中でも長く使えるSEOについてまとめらています。

SEOの基本的な考え方だけでなく、すぐに実践に移せるテクニック・ノウハウが詰まっています。各トピックをすべて3行でまとめているので、必要なところを日々のサイト運営で気になったときに振り返りやすくなっているのが特徴です。

SEOで読むべき本の比較

タイトル名 著者名 対象 料金(定価) ページ数 出版日(発売日) 出版社 電子書籍
いちばんやさしい新しいSEOの教本 第2版 安川 洋/江沢 真紀/村山 佑介 初心者 1,580円 256 2018/7/20 インプレス Kindl
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10年つかえるSEOの基本 土居 健太郎 初心者 1,480円 136 2015/4/23 技術評論社 Kindle
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沈黙のWebライティング 松尾 茂起 初心者 2,000円 632 2016/11/1 エムディエヌコーポレーション Kindle楽天Kobo
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検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書 渡辺 隆広 初心者 1,680円 360 2008/6/17 翔泳社 Kindle
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1時間でわかるSEO対策 遠藤 聡 初心者 1,000円 160 2018/5/8 技術評論社 Kindle
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現場のプロから学ぶSEO技術バイブル 西山 悠太朗/小林 睦 中級者・上級者 2,980円 432 2018/7/26 マイナビ出版 Kindle
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Googleを支える技術 西田 圭介 中級者・上級者 2,280円 288 2008/3/28 技術評論社 Kindle楽天Kobo
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これからのSEO内部対策 本格講座 瀧内 賢 中級者・上級者 1,800円 264 2017/3/4 秀和システム Kindle
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成果を出し続けるための王道SEO対策 実践講座 鈴木 良治 中級者・上級者 1,980円 256 2016/4/27 技術評論社 なし
効果がすぐ出るSEO辞典 岡崎 良徳 中級者・上級者 1,680円 256 2016/1/29 翔泳社 楽Kobo
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まとめ

SEOは、もはやWebマーケティングの中心であると言っても過言ではありません。SEOをきちんと学ばなければ、ECサイトの売上もオウンドメディアやブログのPVも期待することはできないでしょう。

WebサイトでもSEOを学ぶことはできますが「体系的に学ぶ」ためには、書籍が最適です。体系的に学んだあとの方が、個々のテクニックの理解度が上がり、より効果を得ることができます。

SEOの基本的な概念や細かいテクニックなど、自身の今の熟練度に合わせて書籍を選び、検索結果で上位表示されるコンテンツの制作に役立ててください。

ヒトノテロゴ

執筆者:阿部直記

株式会社ヒトノテの代表取締役COO。KLab株式会社、クラウドワークスを経て、株式会社ヒトノテへ。新規サービス/タイトルの立上げや企画、運営中案件の分析を行いながら改善しグロースさせるなど、事業作りを中心とした提案が得意です。

ヒトノテ坪昌史

監修者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。

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