SEO 公開日: 2023.05.24 更新日: 2023.11.08

SEOの競合分析が重要な理由とは?分析を行う際のポイントについて紹介

SEOの競合分析は、SEO戦略を立てる上で非常に重要です。ウェブサイトが競合他社と比べてどのような状況にあるのかを調査し、自社ウェブサイトが強みとするキーワードやコンテンツ、外部リンクの獲得方法を把握することができます。

また、競合他社のウェブサイトに見られる問題点を発見し、自社ウェブサイトに反映させることも可能です。この記事では、SEOの競合分析が重要な理由や分析するべきポイントを解説します。具体的な方法も紹介しているので、参考にしてみてください。

SEOの競合分析とは

自社サイトをより良いものにしていくためには、競合分析が欠かせません。

競合分析とは、今後取り組むべき施策を決めるために、自社サイトと競合サイトを比較することです。

SEOの競合分析では、以下のようなポイントが分析されます。

  • 検索上位サイトの対策しているキーワード
  • 作成しているコンテンツの内容や量
  • どこからリンクを獲得しているかなど

対策KWやコンテンツ内容・被リンクなどを分析することによって、自社サイトとの違いを把握します。なぜ競合サイトが検索上位に入っているのかを分析することによって、自社サイトをより伸ばしていくための仮説を立てることが可能になります。

SEOで競合分析が重要な理由

競合を分析することで有効度の高いキーワードやコンテンツを発見可能です。それらのコンテンツを自社サイトでも作成することで、流入増加が期待できます。

たとえば、検索上位に入っているコンテンツは、他の多数のコンテンツに勝てた理由があるはずです。上位コンテンツが評価を得ている共通要因を分析することで、自社サイトのコンテンツの改善に役立てられます。

また、上位記事同士の比較だけでなく、自社サイトと競合との比較も重要です。競合と自社サイトのそれぞれの強みと弱みを分析することで、差別化できるポイントを見つけられます。差別化できれば、独自性を強みにしたサイト運営ができるようになります。

SEOの競合分析で見るべき要素

SEOの競合分析を行う際には、以下の項目に着目してみましょう。

  • 記事数とインデックス数
  • アクセス数と流入経路
  • 流入キーワード
  • 更新頻度
  • 上位表示されているコンテンツ
  • 被リンク
  • タイトルや見出し

それぞれ具体的に解説するので、実践してみてください。

記事数とインデックス数

競合サイトの記事数は、わかりやすい指標の一つです。単に記事数が多ければ良いというわけではないものの、競合のサイトより記事数が少ない場合は、目安として自社の記事数を増やしていくと良いでしょう。

特にSEOにおいては、インデックス数が重要になります。インデックス数とは、検索エンジンに登録(インデックス)されているページの数のことです。つまり、インデックスされた数だけ、検索流入のルートが増えることになります。

たとえば、インデックス数が10ページのサイトと100ページのサイトでは、検索結果に表示される可能性が10倍も異なります。インデックス数が多ければその分多くのキーワードで検索結果に載るようになり、検索流入の増加が可能です。

しかし、むやみにインデックス数を増やせば良いわけではありません。自動生成ツールやコピーコンテンツでインデックス数を増やすのではなく、高品質な記事の作成を積み重ねていきましょう。

競合のインデックス数は、Googleで「site:競合のドメイン」と検索することで調査できます。検索結果画面の上部に表示される数字が、インデックス数です。

アクセス数と流入経路

競合サイトのアクセス数と流入経路を知ることで、そのジャンルのニーズを分析できます。まずは、競合サイトのアクセス数が自社と比較して多いのかどうかを判別しましょう。自社よりも集客が上手く進んでいるサイトを分析することで、有効な施策を発見できます。

たとえば検索流入よりもSNSからの流入が多かった場合、そのジャンルに関心のあるユーザーはSNSから行動を起こす人が多いと推測可能です。SNSへのリソースを確保することで、新たなユーザーの獲得につながるかもしれません。

このように、アクセス数が多いサイトは検索流入だけでなく、広告・SNSなどの別の流入経路がある可能性があります。それぞれのコンバージョン率も含めて分析し、自社で活用できていない流入経路がある場合には新たに用意して流入増加を図りましょう。

流入キーワード

分析ツールを活用して、ユーザーがどのようなキーワードで競合サイトに流入しているのかを分析してみましょう。競合サイトがユーザーを獲得しているキーワードは、自社サイトでも有効な可能性があります。特に、同レベルのドメインパワーの競合が上位に入っているキーワードでは、自社サイトでも上位に入れる可能性が高いです。作成していないキーワードがあれば積極的に作成して、流入ユーザーを獲得しましょう。

また、競合の流入キーワードを知ることで、競合が対策していないキーワードや上位表示されていないキーワードも見つかります。

対策していないキーワードを見つけたら、先にコンテンツを作成しておくことで優位に立てるでしょう。一方で上位に入れていないキーワードでは、官公庁や大企業のサイトのような強い競合がいたり、相性が悪かったりする可能性があるので、自社サイトでは作成を避けるのも一つの手です。

ただし、競合と同じような施策ばかり行っていると差別化につながりません。あくまでも競合は参考として、独自性のあるコンテンツ作成を意識しましょう。

更新頻度

競合サイトがどれくらいの頻度で新規記事を制作しているか・また既存記事のリライトを実施しているのかを分析しましょう。

更新頻度を高めることは、現在のSEOにおいて有効な施策といえます。なぜなら、現在のSEOではフレッシュネス指標が重要視されているからです。

フレッシュネス指標とは、「最新性のある情報をユーザーに届けられているか」をはかるGoogleの指標です。

そのため、更新頻度を高めることはSEOに間接的な評価を与えます。ここであえて「間接的」と表現したのは、更新頻度を高めること自体がSEOに良い評価を与える理由ではないからです。

あくまでもSEOで高い評価を受けるのは、ユーザーにとって有益なコンテンツを提供した時です。更新頻度を高めることを目的とするのではなく、より良いコンテンツにするために定期的に記事のメンテナンスを実施することが大切です。

上位表示されているコンテンツの内容

記事を作成する際は、アクセスを取れている上位記事の内容を分析しましょう。検索上位に入っているということは、検索エンジンの評価を得ていることとなります。

検索エンジンは、ユーザーファーストでコンテンツを評価しているため、検索上位に表示されているコンテンツはユーザーが知りたい情報を満たしていると言えます。もうコンテンツを作成している場合は、自社のコンテンツと比較して、不足している情報があれば記載するようにしましょう。

特に、複数の上位記事に記載されている内容は、ユーザーのニーズに合致している可能性が高いです。作成したいコンテンツのキーワードにおける核心部分となるので、自社コンテンツにおいても積極的に記載しましょう。

ただし、コンテンツの内容についても丸写しとならないように注意が必要です。競合はあくまでも参考として、オリジナル画像や実体験などを用いた独自性のあるコンテンツを作りましょう。

被リンク

分析ツールを活用することで、競合サイトがどのくらいの被リンクを獲得しているのか、どのようなサイトから受けているのかを確認できます。分析結果を参考にして、同様の被リンクを得るための施策を考えましょう。

被リンクは、以前からSEOにおける重要な指標として知られています。実際、Googleも以下のように公表しています。

「どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです」

引用:「Google が掲げる 10 の事実

被リンクは、ユーザーから自社サイトへの投票のようなものです。投票を集めたサイトはGoogleからも信頼されやすくなるため、SEOへの効果が期待できます。

また、被リンクによって他のサイトとつながることで、検索エンジンのクローラーが巡回しやすくなります。被リンクを通じて自社サイト内にたどり着いたクローラーは、他の記事も巡回する可能性が高いため、サイト全体の評価向上につながるでしょう。

被リンクを増やすためには、コンテンツの質が欠かせません。他のサイト運営者にリンクを張りたいと思ってもらえるような、独自性と信頼性のあるコンテンツを目指しましょう。また、シェアしやすいボタンを設置したり、事例紹介記事を作成したりする方法も有効です。

タイトルや見出し

上位表示されている競合サイトの記事のタイトルや見出しを抽出します。どのような文言がタイトルに使用されているのかを確認し、よりユーザーにとって魅力的なタイトルに変更します。

SEOに効果的なタイトルの付け方に関しては、別記事「記事タイトルの文字数は40字前後が理想的?タイトルをつけるポイントを紹介!」で解説しているので、そちらもあわせて参考にしてください。

また見出しを抽出することによって、自社サイトのコンテンツにどのような要素が不足しているのかを分析できます。不足している要素をリライト時に加筆することで、情報の網羅性を高めることができるでしょう。

SEOの競合分析におすすめのツールを紹介

SEOの競合分析では、多くの情報を得て比較することが重要です。しかし、検索結果画面や記事を見るだけでは情報が足りません。そのため、客観的な数字を示してくれる分析ツールを活用しましょう。目視だけでは確認できない数値も表してくれるため、競合分析を効率的に進められます。

ここからは、初心者でも扱いやすい2つのツールを紹介します。

  • SimilarWeb
  • SEARCH WRITE

それぞれメリットとデメリットがあるため、用途に応じて使い分けましょう。

SimilarWeb

SimilarWebは、世界中のWebサイトのアクセス状況を分析できるツールです。一部の機能は無料で使用できるため、日本でも多くのサイト運営者に利用されています。

SimilarWebでは、競合サイトのURLを検索するだけで以下のような情報を分析可能です。

  • Traffic Overview:アクセス概要
  • Geography:アクセス元地域
  • Search:検索のトラフィック
  • Social:ソーシャルのトラフィックなど

たとえばTraffic Overviewでは、サイト内の月間アクセス数や平均滞在時間などを確認できます。SimilarWebは、全体的に数字やグラフ、イラストで表示してくれるので、初心者でも把握しやすいです。

ただしSimilarWebは、独自のデータ収集と推測に基づくおおまかなデータを表示しています。正確な数値ではないので注意しましょう。自社サイトのデータも検索して、相対的に把握するのがおすすめです。

SEARCH WRITE

SEARCH WRITEとは、主に自社サイトの分析をサポートするSEOツールです。以下のようなPDCAを回すことを重視しており、SEARCH WRITEを軸に競合分析やコンテンツ制作を進めることで、長期的な成果につながります。

  • P:キーワード選定
  • D:コンテンツ制作
  • C:成果計測・分析
  • A:改善施策実行

たとえば、キーワード選定では、SEARCH WRITEが自社サイトに合ったキーワードを提示してくれます。キーワードを収集したり、自社サイトとの相性を確かめたりする時間を短縮できるので、一つのコンテンツにかかる時間とコストを改善可能です。

また、競合順位調査やサジェスト分析などの競合分析機能も搭載されています。競合分析から自社サイトへの実装まで完結することが、SEARCH WRITEのメリットです。

ただし、無料での提供はなく、料金は月額50,000円からとなっています。

自社でSEOの競合分析が難しいのであれば、プロに依頼しよう

SEOの競合分析とは、検索上位記事などの競合サイトのアクセス数や流入キーワードを分析することです。

Similar WebやSEARCH WRITEといった分析ツールを活用することで、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールからでは読み取りづらい客観的なデータを把握できます。これらのデータを参考に自社サイトの施策を検討することで、検索順位の上昇や流入増加が可能です。

ただし、SEOの競合分析で成果を出すためには、SEOに関する知見やコンテンツマーケティングに関する経験などが求められます。自社に専門知識を持った担当者がいない場合は、SEOのプロに相談することをおすすめします。

弊社では、SEOを軸にお客様のビジネスゴールの達成を目的にSEOコンサルティングを実施しています。無料のオンライン相談を開催していますので、SEO施策に興味がある企業様がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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