SEO 2020.01.28

リッチスニペットとは?設定方法、メリットをご紹介

pickup

リッチスニペットは、検索結果ページで「レビュー」や「レシピ」「画像」「イベント情報」などを表示させることができます。Googleでは、今はリッチスニペットのことをリッチリザルトという呼称に変更しています。
通常、検索結果で表示されるのは「ページタイトル」と「要約説明文(description)」ですが、サイトコンテンツに構造化マークアップを行うことで、検索結果を視覚的にリッチ(効果的)に見せることができます。

これまでは、クリック率を上げる対策としてタイトルやディスクリプションをクリックされやすいテキストにするのが重視されてきましたが、
現在ではタイトルやディスクリプションだけでなく「リッチスニペット」を利用することでよりクリック率を高められることができるようになっています。
クリック率を上げたい、検索結果画面で自社の商品やサービスの情報をよりわかりやすく伝えたいと考えている方にとってリッチスニペットは有効です。

今回は、リッチスニペットの詳細と、設定方法について解説していきます。
リッチスニペットを正しく理解し、検索結果におけるクリック率を向上させましょう。
まだ、リッチスニペットを理解していない方はこの記事を読んでポイントを押さえておきましょう。

どういうものがリッチスニペット?

まず、具体的にリッチスニペットにはどういうものがあるのかを見ていきましょう。

写真、画像

リッチスニペットには、WEBページで使われる写真や画像を表示させることができる設定があります。

上記の画像のように、検索結果ページに料理の画像などを表示させることができます。画像を表示させることでユーザーに具体的なイメージを持たせることができます。そこで興味をもってもらうことでユーザーの関心を引き付けることができます。

パンくずリスト

リッチスニペットでは、パンくずリストを検索結果ページに表示させることも可能です。
上記画像の赤枠部分がパンくずのリッチスニペット箇所になります。
パンくずリストとはWEBサイト内の階層を示すもので、上位の階層のページから順にリストアップしてリンクを設置したリストを指します。
パンくずリストを表示させることで、ユーザビリティの向上につながります。
今から見ようとしているページはそのサイト内のどの位置にあるのかをユーザーに理解させることで、パンくずリストを辿ってサイト内をわかりやすく巡回してもらうことにもつながります。

レビュー、評価

商品や飲食店などのレビューや評価を検索結果に表示させることも可能です。

上記の画像のように、商品や飲食店などの評価やレビューが掲載されているページは、構造化マークアップを行うことで検索結果画面に評価点を表示させることができます。
レビュー評価を掲載することで、ページの信頼度の向上につながります。

価格

特定の商品名で検索した際に、商品の価格をリッチスニペットとして表示させることも可能です。
価格を表示させることで、商品情報の理解促進につながり、価格において競合と優位性があればクリック率がさらに高くなります。
ユーザーも検索結果画面で価格が分かるのでユーザービリティーの向上にもつながります。

SEOにはどう影響するのか

Googleでは、ユーザーが求めるコンテンツを評価すると公式アナウンスしています。リッチスニペットを導入することで、CTRが高まります。検索結果でCTRが高いと検索順位にも好影響を及ぼすと言われていますので、リッチスニペットとして表示させる情報がある場合は、対策することをおすすめします。

リッチスニペットのメリット

目立たせて差別化できる

リッチスニペットを設定し画像やレビュー評価などを表示させることで、自分のWEBページを他のページよりも検索結果画面上で目立たせることができるようになります。その結果他と差別化させることができ、自分のページを見てもらえる確率も上がります。

クリック率が上がる

リッチスニペットを利用し、検索画面上で目立たせることで、クリック率が上昇する可能性があります。
また、直接検索結果画面から検索できる検索バーをリッチスニペットとして使うこともクリック率の上昇につながります。
クリック率が上がることはgoogleからの評価を得ることにもつながります。
googleの検索順位決定の要素に、表示回数に対するクリック率が含まれているので、googleからの評価を得て検索上位に上がるように工夫すると良いでしょう。

実際にリッチスニペットを設定してみよう!

ここからは実際にどうやってリッチスニペットを設定すればよいか、その具体的な設定方法を解説していきます。
設定方法を理解し、正しく設定することでリッチスニペットが表示されるようになります。
設定時の注意点もあわせて詳しく見ていきましょう。

リッチスニペットを記述するための言語と文法を決める

リッチスニペットを表示させるためには構造化データのマークアップを行う必要があります。
構造化マークアップは、構造化言語と呼ばれるプログラム言語で内容を記述していきます。

schema.orgと呼ばれる構造化データに関する仕様を取り決めているガイドラインのようなものがあります。構造化マークアップを行うには、このschema.orgの仕様に沿ってプログラムしていきます。

Googleでは、構造化マークアップにおいて、JSON-LDという形式で記述することを推奨しています。下記にてJSON-LDでの記述例を見ていきましょう。

まず、最初の3行を、

<script type="application/ld+json">
{
"@context": "http://schema.org",


に設定することでボキャブラリーの設定ができます。
この記述を間違えると、googleがうまく読み込むことができずリッチスニペットが表示させることができなくなるので、記述に誤りが無いように注意しましょう。

に設定することでボキャブラリーの設定ができます。
この記述を間違えると、googleがうまく読み込むことができずリッチスニペットが表示させることができなくなるので、記述に誤りが無いように注意しましょう。

リッチスニペットの構造化データは下記となります。

<script type="application/ld+json">
{
"@type": "Webpage",
"name": "サイト名",
"url": "サイトのURL",
"provider":{
  "@type": "Organization",
  "name": "サイト運営者の名前",
  "review": {
   "author": "レビュワーの名前",
   "reviewRating": {
     "worstRating": "レビュー最低点",
     "ratingValue": "レビュワーがつけた点数",
     "bestRating": "レビュー最高点"
    }
   }
  }
}
}
</script>


この記述に従って実際に内容を入れ込むことでリッチスニペットの構造化データが出来上がります。

Googleが定めるガイドラインに従うこと

リッチスニペットを表示させるには、Googleが定める構造化データに関するガイドラインに従うことが必要不可欠です。
また、構造化データが問題なく設定されていたとしても、品質に関するガイドラインに反した行為が見つかった場合、リッチスニペットが表示されなくなるだけでなく、検索結果からも除外されることがあります。
構造化ガイドライン、品質ガイドラインに従いユーザーのことを考えたWEBページにすることを心がけましょう。

いろんな企業がリッチスニペットを使っている!

リッチスニペットはいろいろな企業で使われています。

デリッシュキッチン

デリッシュキッチンのWEBページでは動画をリッチスニペットに表示させています。
動画を設定することで、動画で料理の作り方を見られるという利便性の高さをユーザーにアピールすることもできます。
また、食べログなどの飲食店紹介ページでは、レビューや価格帯を表示させることで、飲食店の情報を詳細に伝えることが可能です。

価格.com

上記は「価格.com」のリッチリザルト例です。上記のように、「ページのパンくずリスト」、「特定の商品の
レビュー評価」、「金額」を複合的に組み合わせてリッチリザルトに表示させている企業もあります。

まとめ

今回は、リッチスニペットとはどんなものか、設定方法と具体的な表示例を解説しました。
リッチスニペットを正しく理解し、価格やレビュー評価、写真、パンくずリストなどを検索結果画面に表示させることができれば、ユーザビリティの向上につながり、かつ、他ページとの差別化を図ることができます。
どのように表示されるのが理想的かを考えながら、今回紹介した具体的な設定・記述方法に従ってリッチスニペットを設定してみてはいかがでしょうか。

ヒトノテロゴ

執筆者:山本卓真

株式会社ヒトノテのSEOコンサルタント。事業会社でのWEBマーケティングの広い知見と経験をもとにクライアントと伴走することが得意です。

ヒトノテ坪昌史

監修者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。