WEBマーケティング 2020.09.21

無料ツールもあり!競合サイト分析ツールおすすめ10選

自社サイトの分析は、サイトを運用していくうえでとても重要です。しかし、それと同じくらい大切なのが、競合サイトを分析すること。というのも、競合サイトの分析から、自社が運用しているWEBサイトの課題が見えてくるケースもあるからです。

競合サイトを分析するには、さまざまな分析ツールを活用するのが一般的です。しかし、分析ツールと一口に言っても、何を調査したいか、何を改善したいかなどによっても、使用すべきツールは異なります。

今回は、競合サイトの調査におすすめの分析ツールをご紹介しますので、自社サイトにあった分析ツールを選んで、課題をクリアにしていきましょう。

競合サイト分析ツールで分かること

では、競合サイトの分析ツールからはどのようなことが分かるのでしょうか?

セッション数

分析ツールの多くは、競合サイトにどれくらいのセッション数があるのかを知ることができます。まずは、自分のサイトよりセッション数が多いのか少ないのかを確認してみましょう。

競合サイトのセッション数が自社のサイトより多い場合、自社サイトにはない魅力があったり、異なるユーザー層がアクセスしていたりする可能性があります。

セッション数を増やしたい場合、SEOや広告などの集客施策がしっかりとできているかどうかを再度確認することが大切です。

流入経路

訪問ユーザーがどのような経路をたどってサイトにアクセスしているのかを知ることで、競合サイトがどのような方法で集客しているかを確認できます。

自然検索や広告、SNSなど、サイトの流入に何が起因しているのかを分析してみましょう。そして、コンバージョンにつながりやすい流入経路が特定できたら、そこを強化していくなどの対策を行いましょう。

自然検索の流入キーワード

競合サイトの分析ツールによって、競合サイトの流入に貢献しているキーワードを分析することも可能です。自社サイトと競合サイトを比較し、検索数が多いキーワードや競合性の低いキーワードなど複数の観点で、対策が必要なキーワードを選出し、コンテンツの強化を行いましょう。

SEOの具体的な施策としては、対策キーワードに関連するコンテンツの量を増やす、コンテンツの質を高めるであったり、サイト内部の導線を整えたりすることが有効です。また、コンテンツを定期的に更新することも自然検索経由のセッション数を増やすことにつながります。

滞在時間

滞在時間が長いサイトは、ユーザーにとって有益な情報が掲載されている可能性が高いです。ユーザーが求めている情報が明確化されていたり、疑問に対する答えをしっかりと解説してくれているようなページはユーザーからも必要とされます。逆に、それらが欠けていると離脱されやすく、滞在時間も短いサイトとなってしまいます。

自社サイトの滞在時間を延ばしたい場合は、情報のボリュームが適切かどうかを確認したり、自社サイトに足りていないコンテンツがないか見直してみることが大切です。

おすすめの競合サイト分析ツール

さまざまな種類の分析ツールが開発されていて、どれを使用するのがベストか迷ってしまうこともあるかもしれません。分析ツールは、何を調査・改善したいかなどによっても、使用すべきものは異なります。ここからは、無料ツールも含めおすすめの競合サイトの分析ツールをご紹介していきます。

SimilarWeb

https://www.similarweb.com/ja/

競合サイトの分析ツールのなかでも代表的なサービスで、初心者にも比較的扱いやすい「SimilarWeb」です。

この分析ツールでは、セッション数をはじめ、平均滞在時間や直帰率、ページビュー(PV)数、流入キーワード、流入経路、人気ページ順位など、競合分析の参考になるデータを知ることができます。また、Googleの拡張機能をインストールしておくと、競合サイトに訪問したときに簡単に分析できるので、使いやすさもバツグン。分析ツールは、海外のものも多いですが、SimilarWebは日本語版がリリースされているので、英語が苦手な方にもおすすめです。

無料版と有料版(※料金は要問い合わせ)がありますが、簡単な分析であれば、無料版でも十分調べることができます。使用するかどうかを悩んでいる方は、まずは無料版を利用してみるといいでしょう。

eMark+

https://www.valuesccg.com/service/dmd/emarkplus/

約30万人のモニターから、競合サイトを訪問するユーザーの属性を分析できる「eMark+」です。

eMark+では、ユーザー数や流入経路、セッション数、利用時間、直帰率、ページビュー(PV)数、ユニークユーザー(UU)数、広告別の集客効果、人気ページ順位などがわかります。日本全国にいるモニターのアクセスログデータから、細かな情報を取得しているため、ユーザーの性別や年齢などの情報に加え、居住地、職業、家庭状況、年収など、訪問ユーザーの属性を詳しく確認できるのがeMark+ならではの魅力です。

利用料金は要見積もりとなりで、無料のトライアル版もあります。

SEOチェキ

https://seocheki.net/

競合サイトのSEOに関する情報を知ることができる「SEOチェキ」です。

SEOチェキは、タイトルやディスクリプション、h1、発リンク数、インデックス数、読み込み時間、キーワード出現頻度などを確認できます。その使い方は非常にシンプルで、調べたい競合サイトのURLと検索したいキーワードを入れるだけで、これらの情報を一目で確認できます。

検索順位チェックでは、調べたいキーワードが検索順位の何位に表示されているかをGoogleとYahoo!それぞれ3つまで調べることができます。

SEOチェキは無料ツールです。すべての機能を無料で使用することができます。

SEOアクセス解析ツール

http://www.seotools.jp/seoanalyze/

競合サイトのSEOアクセス解析ができる「SEOアクセス解析ツール」です。

SEOアクセス解析ツールは、競合サイトURLとキーワードを入力すると、SEO最適度をチェックできる分析ツール。競合サイトが検索上位を狙っているキーワードや、キーワードの出現率、インデックス数、被リンク数、強調タグ、ドメインの取得年月日などを分析でき、サイトの総合評価や改善点も表示されるので、競合サイト調査だけでなく自社サイトの分析にもおすすめです。

SEOアクセス解析ツールは無料ツールです。使用回数制限などもありません。

Gyro-n SEO

https://www.gyro-n.com/seo/

競合サイトの検索順位変動調査にとても便利な「Gyro-n SEO」です。

SEO順位チェックに特化しており、キーワードごとの検索順位変動やインデックス数の推移、コンテンツ分析、内部対策調査など、SEOの継続調査に適しています。また、競合サイトがどのキーワードで表示され、推移しているのかなどをも見られます。自社サイトと競合サイトの検索順位の比較などもでき、日ごろの運用にも使いやすい分析ツールです。また、アラートメールの設定をしておくと、毎日順位変動レポートを受け取ることができます。

Gyro-n SEOは登録後3ヶ月間、無料で使うことができますので、導入を迷っているのであれば、一度無料プランでテストしてみるといいでしょう。

Page Speed Insights

https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/

Googleから提供されるサイト表示速度の分析ツール「Page Speed Insights」です。

Googleから提供される分析ツールなので、利用したことがあるWEB担当者も多いかもしれません。使用方法はシンプルで、URLを入れるとPC、スマホそれぞれの表示速度の総合評価を行います。また、各項目の計測結果だけでなく、改善方法も提案してくれるため運用しやすいのが魅力です。検索順位を改善するためには、表示速度も重要です。競合サイトと比較するために使用するのでなく、自社サイトの表示速度も定期的にチェックしておくことをおすすめします。

無料で使えるツールですので、調べたいサイトのURLを入力して表示速度を確認してみましょう!

built with

https://builtwith.com/ja/

競合サイトのシステム構成やWordPressで使用しているプラグインなどを検出する分析ツール「Built With」。

Built Withの最大の魅力は、ウェブテクノロジー情報のプロファイラーツールを用いて、競合サイトと見込み顧客の特定ができることです。見込み顧客の特定をして、自社サイトで見逃してしまっているユーザー層やマーケットを知ることができれば、新たなアプローチができるかもしれません。また、WordPressで追加されているプラグインやサーバー、CMSなども確認できるため、開発担当者にも便利な分析ツールと言えます。

利用プラグインなどのテクノロジー情報の調査は無料で利用できます。有料オプションでユーザー情報の調査機能が利用できます。Basicプランは月額295ドル、Proプランは495ドル、Teamプランは995ドルです。

Ghostery

https://www.ghostery.com/

「Ghostery」は、競合サイトが使用するアクセス解析ツールなどを知ることができる分析ツール。

Ghosteryは主要ブラウザに対応している拡張機能です。主な機能はサイト上で表示される広告をブロックするというものですが競合調査にも使うことができます。競合サイトに埋め込まれているタグを読み取り、どのようなマーケティングツール・アクセス解析ツールを使用しているかの調査ができます。そのほか、広告配信ツールやSNSプラグインなどを確認することも可能です。競合サイトのマーケティングツールを知ることで、自社サイトの集客方法を見直したり、なにか新たなツールを導入しようとしているときに役立てることができるでしょう。

Ghosteryは無料で提供しているサービスなので、競合調査には、ぜひ取り入れたい分析ツールです。

SEMrush

https://semrush.jp/

SEMに加えて、SNSマーケティングの最適化に便利な分析ツール「SEMrush」。

SEMrushは、マーケティング初心者にも使用しやすい競合サイトの分析ツールで、レポート作成機能などもあり、資料作成の工数を削減できます。この分析ツールの特徴は、自然検索のセッション数や流入キーワード、流入経路、被リンクの質・効果、出稿履歴や推定CPCなどを含む広告の出稿状況などを確認できること。そのほか競合サイトとのキーワード比較機能やキーワード分類、おすすめキーワードなどもチェック可能です。SNSの投稿頻度やエンゲージメント比較にも活用できます。

Proプラン($ 99.95/月)、Guruプラン($ 199.95/月)、Businessプラン($ 399.95/月)の3プランがあります。Guruプランを14日間無料で使用できるトライアル版もあるので、まずはトライアル版から試してみるのもおすすめです。

Googleキーワードプランナー

https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

Googleから提供されているキーワード抽出ツール「Googleキーワードプランナー」。

Googleキーワードプランナーは、競合サイトのURLを入力するだけで、検索されているキーワードの抽出ができる分析ツールです。また、対策キーワードを入力することで、関連キーワードが表示され、検索ボリュームや競合性の高さ、入札単価などを知ることができます。新たなキーワードを見つけたいときや、キーワードトレンドを把握するときにも役立つツールです。キーワード設計をする際は、Googleキーワードプランナーで競合サイトのキーワード構成を把握したうえで、運用していくことをおすすめします。

Googleキーワードプランナーは無料で使用できるツールです。Google広告にアカウント登録をするだけで利用できます。

ご紹介したツールの比較

今回ご紹介した競合サイト分析ツールの情報を下記にまとめました。料金形態や分析ツールの特徴などから、目的に合ったものを選びましょう。

ツール名料金形態特徴
SimilarWeb 無料版:あり
有料版:料金は要問い合わせ
セッション数がわかる
初心者におすすめ
eMark+ 無料版:あり
有料版:料金は要問い合わせ
詳しいユーザーの属性がわかる
SEOチェキ すべて無料で利用可能 SEOに関する情報がわかる
SEOアクセス解析ツール すべて無料で利用可能 SEOの総合評価や改善点がわかる
Gyro-n SEO 無料版:登録後3ヶ月間は無料
有料版:スターター¥500/月、ライト¥4,500/月、スタンダード¥9,600/月、プレミアム¥16,800/月
検索順位変動調査ができる
Page Speed Insights すべて無料で利用可能 サイト表示速度がわかる
built with 無料版:あり
有料版:Basicプラン295ドル/月、Proプランは495ドル/月、Teamプランは995ドル/月)
システム構成やWordPressのプラグインがわかる
Ghostery すべて無料で利用可能 競合が利用しているアクセス解析ツールが知れる
SEMrush 無料版:14日間無料トライアル
有料版:Proプラン$99.95/月、Guruプラン$199.95/月
※14日間無料トライアルあり、Businessプラン$399.95/月
SNSマーケティングの最適化ができる
Googleキーワードプランナー すべて無料で利用可能 キーワード抽出ができる

まとめ

いかがでしたでしょうか?競合サイトの調査におすすめの分析ツールをご紹介させていただきました。分析ツールによっては、無料で使えるもの有料のものなどさまざまです。そして、「競合サイトのSEOを調査したい」「表示速度を知りたい」など、調査目的によっても使用すべき分析ツールは異なります。それぞれの特徴や料金形態を踏まえたうえで、適切なものを選んでみてください。

ヒトノテロゴ

執筆者:天野良香

株式会社ヒトノテのCMO兼グロースハッカー。データ分析を元に広告、UIUX改善、SEOなど幅広い切り口でWEBマーケティング施策の提案を行っています。

ヒトノテ坪昌史

監修者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。