WEBマーケティング 公開日: 2019.11.13 更新日: 2024.04.01

【初心者向け】Webマーケティング用語21選!新卒必見!

いまさら聞けない!Webマーケティング初心者が最低限知っておきたい用語20選

Webマーケティングを学んでいくにあたって、SEOやMEO、LPなど様々な専門用語が出てくると思います。Webマーケティングの専門用語は非常に多く、新たに学び始めた多くの方は、まずここで躓いてしまいます。一方で、用語を正確に理解することは、Webマーケティングへの理解を深めることにも繋がります。

そこで本記事では、Webマーケティングを学び始めた方や、用語を覚えられているか不安という方向けに、これだけは知っておきたいWebマーケティング用語を21個紹介していきます。これらをすべて理解することで、一流マーケターに一歩近づくのは間違いないでしょう!ぜひ、参考にしてください。

ユーザーに関する用語

まずは、ユーザーに関する覚えておきたい基本用語について紹介していきます。

①ペルソナ

ペルソナとは商品やサービスの典型的なユーザー像のことです。年齢や性別、居住地、職業、年収など詳細に人物像を設定します。ペルソナを設定することで、ユーザー像が明確になり、ユーザーが何を求めているかがクリアになり、ユーザーの要望に合った施策を実行することができます。

②カスタマージャーニー

カスタマージャーニーとはユーザーが商品やサービスを知って、最終的に購入するまでの行動や思考、感情などのプロセスのことです。まずは、ペルソナでユーザー像を明確にしましょう。次に、そのペルソナがどんな行動、思考、感情で購入まで至るかを考えます。行動、思考、感情を想定することで、それぞれのタイミングで必要な施策を考えやすくなったり、評価をしやすくなったりするのです。

WEBサイトに関する用語

次に、Webサイトに関する覚えておくべきWebマーケティング用語を紹介したいと思います。

③SEO

SEOとは、Search Engine Optimizationの略で検索エンジン最適化のことを指します。SEOを行うことで検索の際に上位に表示されるようになり、WEBサイトへの訪問者を増やすことができます。

④MEO

MEOとは、「Map Engine Optimazaiton」の略でGoogleマップにおける上位表示対策のことを指します。Googleマップ内でユーザーがキーワード検索をした際に、自社サービスや店舗(ローカルビジネス、地域に密着したサービス)をより上位に表示させるための対策を、MEOといいます。

⑤LP(ランディングページ)

LPとはLanding Pageの略称です。

ランディングページとカタカナで表現することもあります。ランディングページとは、WEBサイトの訪問者がはじめに閲覧するページのことを指します。また、より狭い意味でいえばWEB上の広告などのリンク先として設定される購入などの目的を持ったページのことを指します。広告などの施策の効果を高めるためには、LPを最適化することが必要です。また、このLPの最適化をLPO(Landing Page Optimization)と言います。

⑥オウンドメディア

オウンドメディアとは、自社で保有するメディアのことを指します。多くの場合ブログやウェブマガジンを指す場合が多いですが、広い意味では、ホームページやブログ、SNSのアカウントなども含みます。

オウンドメディアと合わせて出てくる用語として、ペイドメディアとアーンドメディアがあります。オウンドメディア、ペイドメディア、アーンドメディアの3つ合わせてトリプルメディアと呼ばれます。

・ペイドメディア…ペイドメディアとは、広告費を払うメディアのこと

・アーンドメディア…アーンドメディアとは、TwitterやFacebookなどSNSのこと

⑦CMS

CMSとは、Content Management Systemの略称で、コンテンツ管理システムのことです。WEBサイトを作成するために必要なHTMLやCSSなどの専門の知識がなくても、CMSを通じてページを作成することができます。HTMLはウェブページを作成するために開発された言語で、CSSはウェブページの見た目の部分をつくるための言語です。

例えばCMSを使ってオウンドメディアを作った場合を考えてみましょう。CMSを使わなかった場合、記事を作成するたびに社内外のエンジニアに依頼しなければページの追加はできませんが、CMSがあれば簡単に追加できるといったメリットがあります。代表的なCMSとして、WordPressがあります。

⑧UI/UX

UIとはUser Interface(ユーザーインターフェイス)の略称です。ユーザーが接するポイントすべてを指し、WEBサイトでいえばデザインやフォントなどです。UIと合わせて出てくる用語として、UXもあります。UXはUser Experience(ユーザーエクスペリエンス)のことで、サービスや商品を通じて得られる体験や経験のことです。

UIとUXは言葉が似ているので、混合しやすいです。UIを改善することはUXの改善にもつながりますが、あくまでUIはUXの一つです。UIやUXを改善することでユーザーの満足度が上がり、サービスの購入やサービス使用の継続につながります。

⑨PV

PVとは、PageView(ページビュー)のことを指します。ウェブサイトがどれくらい閲覧されているかということを表します。同じサイトを閲覧していても、別のページが開かれれば新たにPVにカウントされます。「100万PV突破!」というように、サイトやメディアの規模を示す際にもよく使われます。また、ユーザー1回の訪問でどれだけのPVがあったかを計算したものを回遊率と言います。

⑩UU

UUは、UniqueUser(ユニーク・ユーザー)のことを指し、ウェブサイトにどれくらいのユーザーが訪れたかのことです。PVは、同じユーザーでもページを見た数によって何度もカウントされますが、UUはある一定の期間内であれば何度訪れても1人しかカウントされません。

⑪セッション

セッションとは、あるWEBサイトを訪れてサイトを離れるまでの一連の流れを指します。たとえば、WEBサイトに訪れて3つのページを見た場合、PV数は3ですが、セッション数は1です。また、ある一定期間に3度同じページを訪れた場合セッション数は3ですが、UUは1になります。PV、UU、セッションの違いを頭に入れておきましょう。

⑫直帰率・⑬離脱率

直帰率とは、WEBサイトの訪問者が他のページを見ずにそのまま直帰した割合を表します。一方離脱率とは、WEBサイトのあるページを最後にページから離脱した割合を指します。直帰は離脱の一部であり、特に1ページしか見ずに離脱してしまった場合を直帰と表します。

⑭CV

CVとは、Conversion(コンバージョン)のことです。コンバージョンとは、WEBサイトやサービスにおける最終的な成果のことを指します。たとえば、商品をネット上で販売しているECサイトでいえば、購入することがコンバージョンになります。

⑮CVR

CVRは、Conversion Rateのことを指します。同じくECサイトを例にすると、訪れた全ユーザーのうちどれくらいのユーザーが商品を購入したかの割合を表します。CVRを改善することで、費用対効果を上げることができます。

⑯CTR

CTRとは、Cllick Through Rateの略したものでクリック率を指します。表示された広告がクリックされた割合のことです。CVRとともに広告の効果測定として使用できます。

⑰CPA

CPAは、Cost Per Acquisitionの略です。コンバージョン1件にかかった費用のことを表します。「広告費用÷コンバージョン数」でCPAの数字は求められます。

⑱CPC

CPCとは、Cost Per Clickの略で広告が1クリックされるためにかかったコストを表します。CPAと似ていますが、違う意味の言葉なので気をつけましょう。

⑲A/Bテスト

WEBサイトを訪れるユーザーに対していくつかのパターンのデザインやレイアウトを提示して、その結果をテストしながらCVRを改善する施策をA/Bテストといいます。期間を定めて、複数案のデータを収集することでユーザーにとって最適なデザインやレイアウトを確認できます。

⑳LTV

LTVとは、LifeTimeValue(ライフタイムバリュー)のことを表し、ユーザーがどれくらいの利益を生み出すかということを指します。LTVは既存顧客の維持や拡大における判断基準となります。LTVは、一般的に「購買単価×購買頻度×契約継続期間」で算出されます。新規顧客獲得のコストは、既存顧客維持の5倍といわれておりLTVをあげることで収益性のアップにつながります。

㉑MFI

MFIとは、Mobile First Indexの略で、PC向けのページではなく、携帯やスマートフォンなどのモバイル向けのページを検索の評価対象にするというGoogleの方針のことです。従来はPC向けに最適なWEBサイトをつくっていればGoogleに評価され、検索で上位表示されていました。しかし、これからはモバイル向けのサイトをユーザーにとって使いやすいものにしていかなければいけません。

まとめ

本記事では、Webマーケティングを学ぶ上で必要不可欠な用語を21個紹介してきました。これらはどれも、重要な用語なので何度も見返して理解しておきましょう。

Webマーケティングには、ここで紹介した単語以外にも多くの専門用語が存在しています。最終的にはすべてわかることが求められますが、一つ一つ理解していくことで少しづつWebマーケティングの知見が深まっていくでしょう。

ヒトノートでは、Webマーケティングに関する記事を多く掲載しています。ぜひご覧ください!

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執筆者:ヒトノート編集部

株式会社ヒトノテのオウンドメディア、WEBマーケティングの学習帳「ヒトノート -Hito note-」の編集部。

ヒトノテ坪昌史

監修者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。

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