サイト改善 / 制作 公開日: 2021.02.25 更新日: 2021.05.18

WEB集客の主な方法5選!失敗しないために抑えたいポイント

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近年では、あらゆる業種の方々がWEB上で集客することに注視しています。
ほんの20年ほど前まではWEBで集客するなんて考えられませんでしたが、現在では老若男女を問わずスマートフォンやパソコンなどでインターネットを利用する時代になったので、WEBへのニーズは急激に高まりました。

利用者数の多い媒体で宣伝・集客を行うことは「ビジネスの基本」とも言えますので、この記事ではWEB集客を効果的に実施する方法を詳しくご紹介いたします。

WEB集客とは?

WEB集客とは、文字通り「WEB上から集客を図る方法の1つ」です。

具体的に言うと、自社が運営しているホームページ、または自社が宣伝しているWEB上の広告媒体などから集客をするというものです。その方法としては様々なものが存在し、無料でできるものや有料のもの、即効性はあるけれど長期的に見ると効果が低いものなどがあるなかで条件に合わせて選択することが大切です。

近年では、WEB集客をすることがサービスや商品を売り込むためには必須とされていますが、間違った方法で実行してしまうと資金も時間も無駄にしてしまうので注意が必要です。

知っておきたいWEB集客のメリットとして、費用対効果が高いことが挙げられます。また、宣伝できるターゲット層も広くなりますので、今まで自社の製品について宣伝できなかったユーザー層にもアプローチできます。

WEB集客は知識の有無が結果を左右するといっても過言ではありませんので、コンサルタントに依頼する方も非常に多くなっています。

主なWEB集客の方法5選!

WEB集客をする主な方法を、5つに絞ってご紹介します。

主な方法を網羅していますので、この5つをマスターすればWEB集客に関しての基本的な知識を身に付けることができるでしょう。

SEO(自然検索からの流入)

WEB集客の1つ目は、「SEO(Search Engine Optimization)」です。日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれる方法です。

検索エンジンとは、多くの人が日常的に使用している「Google」や「Yahoo!」、「Bing」といった「検索をするためのツール」のことです。サイトは検索エンジンに登録(インデックス)されることによって、ユーザーが調べた際に検索結果へと表示されるようになります。このような過程で表示されたサイトを私たちは普段見ているのです。

そして、サイト運営者にとって検索結果に表示される順番が非常に重要です。当然、上位に表示されるほど多くの人が見てくれるサイトとなり、WEB集客効果も高くなります。

この「上位に表示させるための施策」を講じることを「SEO」といい、自分でコンテンツを追加したり改善したりして費用をかけなくても実施できることが特徴です。しかしながら、SEOには幅広いテクニックや知識が必要になるため、専門業者に外注するのも一つの方法となっています。

SNSからの集客

WEB集客の2つ目は、「SNSを使ってユーザーからのアクセスを促す」方法です。

SNSというのは、「Social Networking Service」の頭文字を取ったものであり、具体的にはTwitterやFacebook、InstagramやLINEなどの登録者同士が交流できるサービスのことを指します。

最近では、年齢や性別を問わずスマートフォンやパソコンからSNSを利用する人が増えているため有効な手段です。ただ、フォロワーが少ないとアプローチできる人数が少なくなるため効果が低くなりますが、短期的ではなく長期的に質の高いユーザーを集めることで高い効果を期待することができます。

メールを使用した集客

WEB集客の3つ目は「メールを使用した集客」方法です。主に、メルマガ(メールマガジン)を購読してくれるユーザーを増やし、購読してくれたユーザーにアプローチしていきます。

メルマガの特徴は、自分が提供しているサービスに興味を持ってくれている人のみで構成されていることが挙げられます。そのため、ターゲット層を絞って読者の興味を惹く情報を発信するのが効果的です。

WEB集客をメルマガで行う場合は、不特定多数に刺さる内容を発信するのではなく、メルマガの読者層に合わせた情報を発信することで商品の購買やサービスの利用を促すことができます。

有料広告を使用した集客

WEB集客の4つ目は「有料広告を出稿する」方法です。有料広告は「広告が表示される場所」によって、主に下記の3つのパターンに分類できます。

  • SNS広告
  • リスティング(検索連動型)広告
  • ディスプレイ広告

SNS広告

FacebookやTwitterなどを利用している人に一般的な投稿を眺めるのと同じような感覚で見てもらえる広告です。

リスティング広告

検索エンジンを利用した際に、検索結果表示画面の上のエリアまたは右サイドのエリアに表示される広告です。

ディスプレイ広告

WEBサイトやアプリ上に表示される広告であり、テキストタイプやバナータイプに分かれています。ただ、バナータイプが多いためバナー広告と呼ばれることもあります。

これらの有料広告は、費用や期間、目的などによって使用する広告の種類が異なりますので、十分に理解した上で使用しなければ効果を得ることは難しいです。

アフィリエイトを使用した集客

WEB集客の5つ目は「アフィリエイト広告を出稿して集客する」方法です。

アフィリエイト広告は「成約された分に対して報酬が発生する」タイプの条件を選ぶことができるので、費用対効果は非常に高くなります。それは、他の広告の場合は「出稿する期間や媒体の認知度」などによって費用が発生する仕組みであるのに対し、アフィリエイト広告の場合は「成約された分」に対して費用が発生する仕組みであるからです。

そのため、顧客の獲得に直接繋がらない部分の費用をカットできるために費用対効果が高くなるということになります。ただし、正しい知識を身につけていないと結果に対して費用が膨れ上がってしまう可能性もありますので注意が必要です。

アフィリエイトを利用した広告は、原則として広告を発注する側が「成約1件あたりの報酬」を決定する仕組みになっています。もちろん、高い報酬を出せば数多くのアフィリエイターが宣伝してくれるので宣伝効果が高くなりますが、自分が宣伝しているサービスや商品の顧客にマッチしない可能性も発生することになります。

そうすると、掛けた費用に対して結果が伴わなくなるために、結果に対して費用が膨れ上がるということに繋がってしまうのです。

WEB集客の注意点

WEB集客が成功するか否かは知識の有無に左右されるケースが非常に多くなっています。

よくあるケースとしては、何の知識も持っていない状態で「お金を払えば効果が得られるだろう」と簡単に考えて失敗するケースです。逆に、正しい知識を持って仕組みをキチンと理解している人の場合は、それほど多くの費用を掛けなくても大きな結果を得ることができます。

しかし、WEB集客について詳しい方は非常に少なくなっているために、コンサルタントに依頼するケースも多いです。

一昔前は、WEB集客をする方法が確立されていて、それほど多くの方法が無かったために、知識が少ない方でも十分な集客が可能でした。

ところが、近年ではWEB集客の方法も多様化しており、一定以上の知識がないと高い効果が得られなくなってきていますし、一定以上知識を持っている人の数も多くないです。また、コンサルタントも全ての集客についてマスターしているわけではありません。

上記で紹介した5つの方法のいずれか1つをメインとしているコンサルタントが多いので、コンサルタントに依頼する場合は、どの方法に強いのかを知らなくてはいけません。知らずに依頼してしまうと自社サービスの目的から大きくずれた施策を実行することになり、余計な出費が発生したり、思うような結果を得ることができなかったりします。

特にSEOに関しては、定期的にGoogleがアルゴリズムをアップデートしますので、長期的に同じだけの結果を得続けるのが非常に難しくなっています。

SEOの基本となるのは、「検索エンジンにサイトを表示させる順番を上げる」ということです。そして、検索エンジンで順番を管理しているプログラム(アルゴリズム)を作っているのがGoogleです。

Bingに関しては独自のアルゴリズムで管理されていますが、検索エンジンとして最も多く使われているGoogleやYahoo!のアルゴリズムはGoogleが管理しているので、Googleのアルゴリズムがアップデートされると検索結果表示の順位が大きく変動します。

また、WEB集客では集客方法の流行り廃りや、ユーザー層の遷移なども顕著に出てきますので、有料広告を利用する時には最新の情報を収集することをおすすめします。

まとめ

WEB集客は、自分でビジネスをしている人にとって避けて通れない時代となっていますが、1から調べて実践するというのは非常に難しいです。

そのため、「WEB集客の知識を持っていない」と自覚されている方は、知識を持っている人や専門家、コンサルタントへ依頼するのがおすすめです。基本的な知識を持っているだけで悪質な業者に外注してしまうというリスクは大きく軽減することでしょう。

何も知らない状態で依頼するほど危ないことは無いので、基礎的な知識だけでも身に付けておくことが大切です。

ヒトノテ坪昌史

監修者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。

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