サイト改善 / 制作 2020.11.17

成果が出るホームページリニューアルの進め方を徹底解説

ホームページは公開したら終わりではなく、使いやすさやデザインの流行を考慮した「定期的なリニューアル」が必要になります。現在、リニューアルを検討しているWEB担当者の方も多いのではないでしょうか。

ホームページのリニューアルを成功させるためには、リニューアルの目的と正しい手順を理解していなければいけません。

そこで今回は、ホームページリニューアルの全体的な流れや、リニューアルを成功させるために欠かせないポイントなどについて詳しく解説していきます。

ホームページリニューアル全体の流れ

まずは、ホームページのリニューアルの具体的な流れを確認しておきましょう。

①目的設定

リニューアルの目的を明確にします。目的が定まっていないとリニューアルに失敗する可能性が高まるので注意が必要です。

②課題分析

現状の分析を行い、課題を洗い出します。

③プランニング

リニューアルの目的と課題分析の結果を考慮したサイトの設計を行います。

④デザイン

ホームページのデザインを決めていきます。

⑤ページ制作

デザインに従ってホームページを製作していきます。

⑥運用

運用後もリニューアルの効果を測定し、問題があれば改善していきます。目標を確実に達成するためには、「効果の測定と改善の繰り返し」が欠かせません。

リニューアル前にやるべきこと

ホームページリニューアルの前には、下記の3つを行う必要があります。

  • 目的設定
  • 課題分析
  • 設計

それぞれ詳しく見ていきましょう。

目的設定

まずは、ホームページリニューアルの目的を明確にします。主な目的としては、CVR改善や問い合わせ数の増加などが考えられるでしょう。社員全員が納得できるリニューアルを実現するために、目的の周知も行います。

目的を定めないと、リニューアルの優先度やリニューアル後の成否を判断する基準が曖昧になるので注意が必要です。「リニューアルそのもの」が目的にならないように気をつけてください。

サイトをリニューアルする目的は大きく4つに分けられるので、目的に応じて目標値も設定します。

集客

売り上げや問い合わせ数を増やす「集客」が目的の場合は、下記のような目標値を設定しましょう。

  • アクセス数
  • サイト経由の問い合わせ数
  • サイトでの資料ダウンロード数

最終目的が「問い合わせ」なのか、「資料のダウンロード」なのかによってもリニューアルの方向性は変わります。

採用

リニューアルの目的が「採用」の場合は、下記のような目標値を設定します。

  • 応募数
  • サイトを経由した求職者の面接通過率
  • サイトを経由した求職者の内定承諾率

応募数だけを目標にすると、正確な成果が測れないので注意が必要です。ホームページのリニューアルが採用者の内定増加に繋がったことを判断するためにも、サイトを経由した求職者の「面接通過率」と「内定承諾率」の把握は欠かせません。

業務改善

ホームページの更新に必要な工数を減らすためのリニューアルでは、「更新作業に要する時間」を目標値に設定しましょう。

ブランディングの向上

モバイルデバイスの普及によって、ホームページは企業とユーザーをつなぐ最大のプラットフォームになりつつあります。そのため、ブランディングの成功は集客だけではなく、販促やPR活動をも有利に進める大きな要素になるのです。

この4つのほかに、業務内容の大幅な変更に伴うリニューアルなどがあります。

課題分析

目的が明確になったら現状分析と問題点の抽出を行い、具体的な改善点が明確にします。「文字が小さい」「スマホに対応していない」といったユーザビリティの問題から「コンテンツの充実度」まで、サイトによって課題はさまざまです。

現状分析に「Google アナリティクス」などの分析ツールを使うと、問題があるページを数字で把握することができます。ユーザーの動向も数値で判断できるため、ニーズの把握も容易です。

無料で使えるWEBサイト分析ツールについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

設計

目的と課題が明確になったら、リニューアル後のホームページを設計していきます。

サイトマップ作成

「サイトマップ」とは、サイト内のページを一覧表にまとめたものです。サイトマップがあると、ユーザーがページを探しやすくなります。また、サイトマップには「サイトの内容を検索エンジンに正しく伝える」という役割もあります。

サイトマップの詳しい作成方法はこちらの記事をご覧ください。

ワイヤーフレーム制作

「ワイヤーフレーム」とは、ページのレイアウトを決める「設計図」のようなものです。リニューアル後のイメージをワイヤーフレームで可視化することで、構成の整理と各ページの不備を防ぎます。

サイトマップは「ページの一覧表」ですが、ワイヤーフレームは「各ページの構成」を示すと考えればわかりやすいでしょう。

ワイヤーフレームの詳しい内容については、こちらの記事をご覧ください

サイトを制作する

設計が固まったらサイトの製作に入ります。

デザイン

まずは、サイトのデザインを決めていきます。具体的な流れは下記です。

①イメージ収集

サイトのデザインをイメージしていきます。イメージが湧かない場合は、テンプレートを使用するといいでしょう。

②ラフ案

3割程度の作り込みが終わった段階で、関係者との意見交換を行います

③デザイン確定

ラフ案で固まったデザインを実際に仕上げていきます。

④ブラッシュアップ

文書の見直しや素材の最終チェックを行います。

注意したいのは、「デザイン確定後の変更は難しい」という点です。軽微な修正も難しくなるので、デザイン確定前に複数の担当者がチェックして慎重に検討する必要があります。

コーディング・開発

開発は主に下記の2種類に分けられます。

フロントエンド

「ユーザーの目に触れる部分」の製作です。サイトの画面を表示させたり、必要な情報をサーバーに送ったりする役割を担います。

サーバーサイド

「ユーザーの目に見えない部分」の製作です。フロントエンドの要求に対する情報やデザインを渡します。

フロントエンドとサーバーサイドの連携が成立しなければ、WEBページは正確に機能しません。

テスト

製作が完了したら、表示や機能のテストを行います。テストで最低限確認しておきたい項目は下記の4点です。

表示内容の確認

デザインが崩れないか、画像は正しく表示されるかなどをチェックします。ブラウザやデバイスによる表示の差異を見ることも大切です。併せて誤字脱字の確認もしておくといいでしょう。

リンク

リンク切れの有無を確認します。リンクが多い場合は「Check My Links」などのプラグインを使うとスムーズです。

フォームの動作確認

各フォームが正常に作動するか、入力した内容が正しく送信されるかなどをチェックします。

主要タグの設置

titleタグやdescriptionタグが正確に設定されているかどうかを確認します。未入力のタグがあると検索エンジンに正しく評されません。

上記の各項目はチェックリストにまとめ、リストに従いながら確認するようにしてください。

リニューアル後の運用ポイント

リニューアルしただけでは、目標の達成は困難です。リニューアル後にホームページを放置すると成果が出ない可能性が高くなります。

リニューアルにかけた時間やコストを無駄にしないためにも、下記のような施策を実行して目標達成を実現させましょう。

リニューアル告知

リニューアルの告知はユーザーの興味を惹き、アクセス数の増加に繋がります。具体時な告知方法は下記です。

自社サイト内での告知

自社サイト内で「ホームページをリニューアルしました!」などの告知を行います。サイドのデザインが大幅に変わった場合、ユーザーの混乱を招いて離脱を促進させる恐れもあるので、必ず告知をするようにしてください。

SNS告知

企業のSNSアカウントだけではなく、各社員のSNSアカウントも使ってリニューアルをアピールします。FacebookやTwitter、Instagramといった全ての主要SNSでリニューアルの告知を行ってください。SNSを使った告知はコストがほとんどかからないというメリットもあります。

プレスリリース

大規模なリニューアルを実施した場合は、プレスリリースの配信も有効です。リニューアルを行った背景や今後の展望なども配信すれば、ユーザーの興味を惹きやすくなります。

分析

目的を確実に達成するためには、リニューアル後の分析も欠かせません。ここでは、さまざまな分析に役立つWEBサイト分析ツールをご紹介します。

WEBサイト分析ツール

  • Google アナリティクス

Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。アクセス元の地域や使用デバイス、ユーザーの年齢や性別などを知ることができます。

  • Googleサーチコンソール

リッチスニペットの表示や内部リンク、被リンクの状況、Googleからの改善提案などを確認できるツールです。検索結果の上位表示を狙うためには欠かせないツールなので、使いこなせるようにしておきましょう。

  • AIアナリスト

Googleアナリティクスと連携したレポートの作成や、改善案実行後の効果測定などが行えるツールです。

WEB分析ツールについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください

マーケット調査、アンケート

身近な顧客や友人にヒアリングをしたり、アンケートをとったりして改善点を探ります。数値による分析も重要ですが、ユーザーの率直な意見も貴重です。

サイト改善

ホームページは、デザインやコンテンツの小規模な変更「マイナーチェンジ」をすることもあります。マイナーチェンジがCVRの上昇に結びつけば問題ありませんが、逆の場合は検索順位下落などのリスクが生じるので注意が必要です。

ホームページのリニューアルは決して運任せにしてはいけません。しかし、レスポンスを高めるリニューアルを繰り返すのはWEB製作のプロでも至難の業です。

そこで、「Aパターン」と「Bパターン」の2つのパターンを用意して比較検証する「ABテスト」が重要になります。

ABテストを繰り返すことで、WEBサイト改善の効率化を図ることができます。ファーストビューやボタンの配置場所、外部リンクの離脱導線などを重点的にチェックしましょう。

ABテストには、リニューアルの費用やリスクを最小限に抑えながら、効果の高い改善策を見いだせるという大きなメリットもあります。

ABテストに関して詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

ホームページリニューアルを制作会社に任せる

ここからは、製作会社に依頼するメリットと、製作会社を選ぶポイントについて、詳しく解説していきます。

制作会社に任せるメリット

製作会社に任せるメリットは主に下記の3つです。

クオリティが高い

WEB制作のプロが作るサイトは、デザインや機能のレベルが高いという特徴があります。自社製作では困難な設計の実現も可能です。

メイン業務に集中できる

リニューアルしたいポイントを伝えた後は進捗状況の確認をするだけなので、メイン業務に集中することができます。

費用対効果が高い

指定したスケジュール通りに製作が進行するので、リニューアルに注ぐ時間と手間が大幅に軽減されます。

制作会社を選ぶポイント

リニューアルの目的や予算によって選ぶべき制作会社は変わりますが、重要なのは「自社サイトに合ったサービスを提供しているかどうか」です。製作会社によっては目的や課題の選出から取り組んでくれることもあるので、事前に確認しておくといいでしょう。

自社が抱える課題や問題に対して強みを持っているかどうかも重要なポイントです。製作会社によってスキルは大きく異なるため、過去の製作例や取引している企業のチェックも忘れないようにしてください。

まとめ

今回は、ホームページリニューアルの流れを詳しくご紹介しました。

リニューアルの前には、目的の明確化と課題の分析を必ず行いましょう。そのうえで「サイトマップ」と「ワイヤーフレーム」を製作し、理想のページに仕上げていくことが大切です。目標を達成するためには、運用後の効果測定とサイトの改善も欠かせません。

なお、弊社ではさまざまな目的に合わせたサイトの製作を行っています。ホームページのリニューアルを検討している方は、ぜひ下記からお問い合わせください。

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執筆者:ヒトノート編集部

株式会社ヒトノテのオウンドメディア、WEBマーケティングの学習帳「ヒトノート -Hito note-」の編集部。

ヒトノテ坪昌史

監修者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。

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