サイト改善 / 制作 2020.06.02

リンク切れチェックツールの使い方とおすすめルール5選!SEOへの影響も解説

サイト運営において、リンク切れはサイトのクオリティやユーザビリティに関わる重要な問題です。一方でリンク切れを手作業でチェックするのは、手間と時間がかかるという課題があります。この記事では、リンク切れに便利なツールとその使い方をご紹介します。

リンク切れとは

リンク切れとは、WEBサイトのコンテンツ内に置かれたリンクをクリックした際、リンク先のページに遷移することができず、正しいコンテンツが表示されない状態を言います。

WEBサイトでは様々な原因により、このリンク切れが起きてしまうことがあります。主な原因として、リンク先のページが何らかの理由で削除されている、またはサイト制作者がリンクを設定する際、誤ったURLを設定しまったことなどが考えられます。

リンク切れが発生することによるリスク

では、何故リンク切れがあることはどのようなリスクにつながるのでしょうか。リンク切れは、正しいページを閲覧することができないというユーザーの利便性はもちろん、SEOで機会損失をしてしまうリスクがあります。この2つの理由について詳しく説明していきます。

ユーザビリティの低下

皆さんも、WEBサイトのリンクをクリックした際に「404エラーコード(404 not found)」、「ページが見つかりません」と言った表記を目にしたことが少なからずあるでしょう。

サイトを回遊する中でこのようなリンクが出ると、ユーザーが本来見たいページを閲覧できないため、ユーザビリティを大きく低下させます。

また、リンク切れが存在するサイトは「ちゃんとメンテナンスがされていないサイト」という印象が残り、ユーザーの信用度が下がってしまう可能性もあります。

正しいページがクローリングされない

WEBページが検索エンジンに表示されるためには、検索エンジンの「クローラー」というシステムによってそのページまでのリンクを辿ってもらう必要があります。クローラーが辿り着いたWEBページのみがデータベースに登録(インデックス)され検索エンジンに表示される仕組みになっています。

つまり、リンクに正しいページのURLが設定されずリンク切れのページのURLになっていると、クローラーが正しいページを辿ってもらうことができず、機会損失をすることになりますので注意しましょう。

リンク切れを起こさないためにできること

自身の運営WEBサイトにリンク切れがないかをメンテナンスするのは、サイト運営者としてのマナーと言えます。また、当然ながら、一つ一つのリンクをチェックすれば正しいリンクかどうかを確認し、修正することができます。

しかし、WEBサイトには膨大な数のリンクが張られており、全て手作業でチェックし、修正することは物理的に不可能です。では、実際にリンク切れを起こさないためにどのようなことをすれば良いのでしょうか。

URLの変更時は変更先ページへ301リダイレクトを行う

リンク切れは、ドメイン変更やWEBサイトの移設、ページのURL変更などによって起こることも少なくありません。リンクに設置しているURLが古いままで、そのページはすでに存在しない、という場合です。

これを防ぐために、URLの変更があった場合は古いURLはしばらく残しておき、そのページから新しいURLへ301リダイレクトの設定をしておきましょう。

301リダイレクトとは、ユーザーやクローラーを新たなURLへと誘導することができるリダイレクトの手法です。301リダイレクトを利用することによって古いURLから新しいURLへSEOの評価を引き継ぐことができるというメリットもあります。

定期的にリンク切れチェックツールで確認をする

手作業でリンクチェックをしなくても、簡単にリンク切れをチェックできるツールがあります。リンクの修正は自分で行う必要がありますが、リンク切れチェックをツールに任せられるだけでかなりの時間短縮になりますので、1か月に1回などスパンを決めて利用することをおすすめします。

おすすめのリンク切れチェックツール

ここでは、ブラウザ上で使える無料リンク切れチェックツール中心に紹介していきます。ツールの中には、リンク切れだけでなくサイト全体を診断してくれる優良ツールまでございます。サイト規模や予算、所有しているサイト数などを自身に合ったツールを選択してみてください。

W3C Link Checker

https://validator.w3.org/checklink

W3C Link Checker
画像出典: W3C Link Checker

World Wide Web Consortium(W3C)が提供するブラウザ上で使用するツールです。

W3C Link Checkerは、ブラウザ上で手軽にリンク切れのチェックを行うことができ、インストールの必要がありません。また、オプション設定を行うことでリダイレクトを除くリンクのチェック、オプションをcookieに保存することなども可能です。

デメリットとして、英語のみのサイトしかないため、Google翻訳を活用しながら慣れていくといった手間が生じます。

利用料金:無料

dead-link-checker.com

https://www.dead-link-checker.com/ja/

dead-link-checker.com
画像出典: dead-link-checker.com

dead-link-checker.comは「エラー数」とともにエラーのリンクURLが確認できるリンク切れチェックツールです。

こちらも、インストール不要のツールでUIも非常にシンプルなので、ブックマーク入れて都度チェックすると良いでしょう。「リンク切れチェックを実行する」に、リンク切れをチェックしたいWEBサイトのURLを入力し、チェックボタンをクリックするだけでチェックが可能です。

但し、規模が大きいWEBサイトや更新頻度の高いブログの場合、処理完了まで時間がかかるといった難点もあるため、作業時間に余裕があるときに行うと良いでしょう。

利用料金:無料

Broken Link Checker

https://ja.wordpress.org/plugins/broken-link-checker/

Broken Link Checker
画像出典: Broken Link Checker

Broken Link Checkerリンク切れが自動でチェックできるWordPressのプラグインです。

WordPressで作られたWEBサイトはこちらのプラグインでリンク切れをチェックすることをおすすめします。プラグインをインストールするだけで、リンク切れがないかを自動でチェックしてくれます。何か問題があるとワードプレスの管理画面のトップページに表示し、教えてくれます。

また、細かいリンクチェックの対象も設定することができ、どのページを対象とするか(例:固定ページ、投稿ページ、コメント)の指定も可能です。公開済みの記事だけでなく、非公開、予約済みの記事などのチェックもすることができます。

利用料金:無料

takotubo.jp

http://takotubo.jp/

takotubo.jp
画像出典: takotubo.jp

「takotubo.jp」は株式会社ディーボが提供しているSEOツールです。リンク切れチェックツールはその中の1つの機能となっています。

「takotubo.jp」では、SEOリンク切れをチェックしたいWEBサイトのURLを入力して「Check!」ボタンをクリックすると、リンク切れの有無と、リンク切れが起きているURL、アンカーテキストを自動で取得して表示されます。

また、リンク切れが起きていないURLとアンカーテキストも別で一覧表示をしてくれます。結果はcsvデータでエクスポートできることに加え、診断結果の履歴を残しておくことができるため、企業やチームなど複数でサイト運営を行っている方がおすすめです。

利用料金:無料

Googleサーチコンソール

https://search.google.com/search-console/about?hl=ja

Googleサーチコンソール
画像出典: Googleサーチコンソール

GoogleサーチコンソールはGoogleが提供する無料のWEBマーケティングツールです。

Googleサーチコンソール内にある「インデックス カバレッジ レポート」で登録したWEBサイト内のインデックス状況を知ることができます。404エラーを含めクローリングに関するエラーが一覧表示されます。

利用料金:無料

ご紹介したツールの比較

上記で紹介したリンク切れチェックツールの比較表です。

ツール名 特徴
W3C Link Checker ・W3Cが提供するブラウザ上で使用できる
・インストール不要 ・英語版のみ
dead-link-checker.com ・エラー数とエラーのリンクURLが確認できる
・処理時間がかかるため、大規模サイトには向かない
Broken Link Checker ・WordPressのプラグインの1つ
・インストール後、自動でリンク切れを表示してくれるため便利
・非公開や予約ページなどチェックも可能
takotubo.jp ・株式会社ディーボ無料SEOツールの機能の一つ
・リンク切れの有無、リンク切れのリンク先URLとアンカーテキスト、リンク一覧を自動で取得
・調査履歴を残すことが可能
Googleサーチコンソール ・Googleの無料ツール
・サイト登録など各種設定が必要
・リンク切れのページを確認できるが、該当リンクまで判別できない

まとめ

長い間WEBサイトを運営するほど、内部リンクが増えていくため、リンク切れが発生する確率が高くなります。また、ある程度ページ数があるWEBサイトの場合、リンク切れを手作業でチェックするには膨大な時間と労力を必要となります。

リンク切れは、サイトのユーザビリティ低下につながるやSEOにおける機会損失に繋がります。自身が運営するサイトにあったリンク切れチェックツールを使用し、効率的にリンク切れを修正していくようにしましょう。

ヒトノテロゴ

執筆者:天野良香

株式会社ヒトノテのCMO兼グロースハッカー。データ分析を元に広告、UIUX改善、SEOなど幅広い切り口でWEBマーケティング施策の提案を行っています。

ヒトノテ坪昌史

監修者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。

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