サイト改善 / 制作 公開日: 2022.07.27 更新日: 2022.11.09

サイト改善に役立つおすすめツール8選!~より良いサイト運営に向けて~   

WEBサイトは常に改善を行うことが重要となります。サイトに訪れる/ユーザーを意識したカスタマイズを行い、売上向上や利益拡大といった目標達成を図ります。

その上で、現状のWEBサイトの状況を確認することは欠かせません。そのために重要となるのがサイト改善ツールになります。

サイト改善にツールは必要

ユーザー行動を分析し、サイトを改善していくためには、サイト改善ツールの導入は必要不可欠です。

例えば、自社サイトに訪れるユーザーの属性や、行動経路といったデータは、サイトの課題発見や改善施策を立てる上でとても重要になってきます。こうのようなデータを明らかにしてくれるのが、サイト改善ツールとなります。

現在、多くのサイト改善ツールが各社からリリースされており、それぞれ得意とする分析や特徴が異なっています。したがって、スムーズかつ効率の良い改善につなげるためにも自社に合ったツールを選定していく必要があります。

こうしたサイト改善ツールは、主にアクセス解析ツールヒートマップツールの2つに分類できます。

アクセス解析ツール

アクセス解析ツールとは、自社のホームページに訪れたユーザーの属性や環境、行動などを細かく分析できるツールを指します。

年齢や性別、地域といった情報から、スマホユーザーの割合、滞在時間、よく見られるページといった行動履歴まで把握することが可能です。現状のホームページにおける傾向を分析・把握する上で重要なツールとなります。

ヒートマップツール

一方で、ヒートマップツールは自社のホームページに訪れたユーザーがどういった行動を取ったのか、可視化して確認できるツールのことを指します。よくクリックされる位置やどこまでスクロールして確認したか、可視化することができます。

アクセス解析ツールとヒートマップツールを併用して、ユーザーの動きを確認することで、デザインと合わせて、改善につなげることが可能になります。

おすすめサイト改善ツール紹介

続いて、それぞれのサイト改善におけるおすすめのツールを紹介していきます。それぞれの特性を把握し、自社にとって効果的なツールを選定し活用していくことが重要です。 

アクセス解析ツール

Google アナリティクス 

Googleアナリティクスとは、Google社が提供するアクセス解析ツールのことを指します。誰でも利用でき、月1000万PVまでは無料で活用することが可能です。

自社のホームページにおけるPV数やセッション数、直帰率や滞在時間などアクセス解析における様々な数値・データを確認できるため、多くのユーザーが利用しています。定期的にアップデートされ、2020年にはよりユーザー行動を把握できるように仕様も変更されています。

ただ、一方で専門性が高い用語や指標が多く、初心者には少々ハードルが高い場合もあります。

Google サーチコンソール 

GoogleサーチコンソールもGoogle社の提供によるアクセス解析ツールとなりますが、Googleアナリティクスとは異なり、自社のホームページにユーザーがアクセスする前までの数値・データ取得に特化した傾向があります。こちらも、ホームページがあれば誰でも無料で活用することが可能です。

例えば、Google検索でどういったキーワードを入力し訪れたのか把握する上では、Googleサーチコンソールが欠かせません。検索エンジンで上位に表示されれば、訪れる/訪ねてくる訪れてくるユーザー数も増加していきます。

コンバージョンにつなげるためには、まずはユーザーのアクセス数を増やす必要があります。そのため、ユーザーがサイトに訪れる前の動向を分析する上で重要なツールとなります。

AIアナリスト

AIアナリストはWACUL社が提供するアクセス解析ツールで、人工知能をもとにホームページを分析し、改善案まで提案を受けることが可能です。ベースとしてはGoogleアナリティクスのデータを解析しているため、Googleアナリティクスとの連携が必要になります。

サイトの規模にもよりますが、一部機能は無料でも活用することができます。通常のユーザー属性の情報やアクセス状況に対して自動でレポート作成することができるほか、施策ごとの成果状況を一元管理で確認することもできます。

また、自社のホームページにおける伸びしろなどについて、分析をもとに改善の方針を提案してくれる機能も搭載されています。

ヒートマップツール

続いて、ヒートマップツールのおすすめについても紹介していきます。ヒートマップツールとは、冒頭にも紹介したように自社のホームページに訪れたユーザーの行動履歴を視覚的にも分かりやすく表示する仕組みのことを指します。

具体的なユーザー行動を直観的に把握することができるため、直帰率やコンバージョン率を向上させる上でも重要なツールとなります。例えば、ユーザーのマウスの動きやクリックされた位置、スクロールが完了された位置や離脱ポイントなどを把握することが可能です。

ヒートマップツールではこれらがサーモグラフィーのように濃淡がついた形で確認できます。ユーザー行動を客観的に且つ視覚的に把握できるため、ボタンの大きさや配色などデザインを含めた改善につなげることが可能になります。 

User Heart

User Heartは、株式会社ユーザーローカルによって提供されているヒートマップツールとなります。User Heartで対応できるエリアは、「熟読エリア分析」「クリックエリア分析」「終了エリア分析」「マウスムーブ」「離脱エリア」の5つとなります。

PC用のページだけでなく、スマートフォン用のページであっても確認することが可能です。これらが月30万PVまでであれば無料で利用することができます。特に、スマートフォンでのヒートマップは、PC主体のユーザー行動との違いを把握でき、その後の改善に向け大きく参考になる可能性が高くあります。 

Ptengine

Ptengineは、株式会社Ptmindが提供するヒートマップツールとなります。User Heartと同じく、ホームページに訪れたユーザーの行動を視覚的に把握することができ、よく見られている箇所は色で判別できるため直観的な分析につなげることが可能です。

また、アクセス解析ツールの機能も併せ持っており、クリック数やクリック率などとあわせて分析することでバナーやテキストリンクなどのABテストにも活用することができます。月3,000PVまでは誰でも無料で活用することが可能です。

マウスフロー

株式会社APOLLO11が提供するマウスフローも、ヒートマップとアクセス解析の両方を網羅したツールとなります。ヒートマップツールの機能としては、ユーザーの動きを把握し、ストレスを感じる部分をより可視化する機能を多く搭載しています。

例えば、コンバージョンにつながらなかったユーザーの動きを把握し、原因やストレスを感じるポイントを分析する機能や、コンバージョンまでの導線・経路を分析し、効率的な改善につなげる機能が搭載されています。

利用価格は4種類のプランが用意されており、最安プランでは月額2,765円で利用できます。

競合分析ツール

アクセス解析ツールやヒートマップツールと同様に、競合分析ツールもサイト改善につなげる上では欠かせません。競合分析ツールにて競合のホームページを分析することで、自社のホームページに足りない点や強化すべき点などを把握することができます

流入しているキーワードや被リンク数、コンテンツ情報を知ることで、競合に勝つための施策立案につなげやすくなります。一般的に競合サイトのコンテンツ情報は把握できても、どういったキーワードで流入しているか、どういったサイトからアクセスされているのかなどの情報は知ることができません。

ただ、競合分析ツールでは様々な視点から競合サイトが持つ情報を抽出することが可能です。このような情報を、自社の改善ポイントと組み合わせながら改善していくと効果的です。 

Similar Web

Similar Webは、SimilarWeb Japan株式会社が提供する競合分析ツールとなります。自社のホームページが競合他社よりも優位性を獲得したり、競争力を向上させるためには、まずは他社を知る必要があります。

Similar Webでは、競合他社のURLを入力するだけで、そのサイトのトラフィック状況やエンゲージメント状況を把握するだけでなく、流入キーワードやリファラル状況の特定までも行うことが可能です。利用したい機能や規模感に応じて料金は異なりますが、より具体的な競合他社のホームページを把握する上では効果的なツールとなります。 

Ahrefs

AhrefsもSimilar Webと同様に競合他社のホームページにおける情報分析に優れたツールとなります。Ahrefs社によって提供されており、分析における専門知識や経験がなくても比較的簡単に改善ポイントを把握することができます

Ahrefsでは、各キーワードにおける競合他社のホームページのランクや、被リンク本数や品質といった分析を行うことが可能です。掲載されているコンテンツの情報も分析できるため、自社のホームページに比べてどういったコンテンツが優れているか、足りないかといった点が分かり、SEOの観点でも効果的に活用することができます。

こちらも利用可能な機能や規模感に応じて金額は異なりますが、月額制で用途に応じた4つのプランが用意されています。

SEMush

SEMrushは、日本においては株式会社オロによって提供されている競合分析ツールとなります。主にSEOに関連した競合他社のキーワード調査やドメイン分析、検索順位の動向などを一元管理して収集・分析することが可能です。

また、競合他社の広告出稿に関する状況や、SNSのアカウントに応じたトラフィックやエンゲージメントなども把握することができます。料金は、対象サイトの規模感に応じて3種類のプランが用意されています。 

サイト改善ツールを選ぶ際のポイント         

ここまでカテゴリ別におすすめのサイト改善ツールを紹介してきましたが、最後にツールを選ぶ上でのポイントについても紹介していきます。

サイト改善ツールには様々な種類が存在しますが、いずれも使いこなせなければ意味がありません。サイト改善で効率良く成果を出すためには、自社に適したツールを選ぶことが大切になります。その上で、以下のポイントを押さえておくと効果的です。

・導入する理由を明確にする

サイト改善ツールを導入する際には、必ず導入する目的が存在します。どれだけ高性能で多機能のツールを導入したとしても、自社内で活用しきれなければ意味がありません。

例えば、スマートフォンを強化したいと思っても、スマートフォンに対応していないヒートマップツールでは効果につながりません。サイト改善ツールを導入する際には、何を行いたいのか、その目的を事前に明確にしておく必要があります。

また、使い勝手が良いかどうかも導入時には重要なポイントとなります。目的に応じた機能が充実していたとしても、使いこなせなければ効果につながる可能性は低くなります。

導入目的が明確になれば、どういった機能が必要か、どういった項目を分析したいかが見えてきます。必要な機能を正しく効率的に活用できるのか、比較の際には検討すると効果的です。

・費用に対する効果が見合うか

サイト改善ツールの導入時には、費用対効果が見合ったツールを選ぶことも考慮しておく必要があります。サイト改善ツールには、今回おすすめで紹介したように無料のものから有料版まで様々存在します。有料版が必ずしも無料版よりも優れているとは限りません

逆に、安さばかりに目が行き、搭載された機能が使えないものであったり、操作性が悪い場合もあり得ます。そのため、導入時には先ほどふれた自社の目的とあわせ、費用対効果に見合ったツールなのか検討することが求められます。

また、多くの有料版のサイト改善ツールでは、機能や規模に応じて価格帯が変わるケースも多くあります。そのため、導入時には安かったとしても、その後機能の拡充や規模の拡大などによってコストが増えてしまうことも起こり得ます。先々を見据え、トータルコストを想定しながら費用対効果を検討していくと効果的です。

改善ツールを使ってサイトの向上を図ろう

サイト改善ツールを活用することで、自社のホームページに足りない点や改善方法が明確になり、コンバージョン増加につながる可能性が高まります。競合分析ツールなども活用すれば、より細かな施策に落とし込むことも可能です。

無料版のツールも多く提供されているため、自社の目的をふまえて活用していくと効果的です。今回紹介した内容も参考に、現状での課題を数値やデータで可視化し、今後の効率的な運用につなげていきましょう。

ヒトノテロゴ

執筆者:山本卓真

株式会社ヒトノテのSEOコンサルタント。中小企業から大企業まで様々な規模、業種のサイトのSEOに携わる。WEBマーケティングの広い知見と経験をもとにクライアントと伴走することが得意です。

ヒトノテ坪昌史

監修者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。

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