SEO 2019.11.29

リスティングとSEOの違いは?メリット、デメリットを解説!

良香センセーイ!うちのメディアのワゴコロ(https://wa-gokoro.jp/)、検索エンジンからの流入数を増やしたいんだよね。「リスティング広告」と「SEO」どっちを選べばいいの?

良香センセイは、インドに旅行中で一週間くらい帰ってきませんよ。よければ、僕が代わりにお答えしましょうか?

えっ!?できるの…?

任せてください!この間勉強したんです。結論から先に言うと、どちらもメリット・デメリットがあって、どちらがオススメとは一概に言えないんです。じゃあまず、それぞれの特性から説明していきますね!

(おお!なんか期待できそう)

サイトの集客において、検索エンジンから集客しようと考える場合、「リスティング」と「SEO」いずれかの手法で集客することになります。どちらも検索結果ページ(SERP)に表示されるという点で共通していますが、掲載される位置は違います。

競合性や自社サイトの内容、計画などによって、どちらの手法が向いているか変わります。それぞれの特性を理解して、それぞれの手法がどういったサイトに対しておすすめかをご紹介していきます。

リスティングとは

リスティングは検索連動型広告とも呼ばれており、検索エンジンの結果に連動して表示される広告です。検索結果ページに広告を表示できるため、購買意欲の高いキーワード検索結果ページに掲載できると、購買(成約)が期待できます。

広告出稿費用は、入札制のため都度変わります。1クリックに対して入札価格が決まり、クリックされた分だけ加算されていきます。自動加算されますが、上限予算を設定できるため「月にいくらまで」と決めて運用することが可能です。

リスティングのメリット

掲載まで時間がかからない

広告配信設定を行えば、数時間~1日程度で配信されます。すぐに結果を求めたい人に向いています。

PDCAが回しやすい

広告効果のデータが毎日更新されるため、データを確認して対策が立てやすいのが特長です。また、管理画面から簡単に広告テキストや配信するリンク先を自由に変更できるため、即時アクションができます。そのため、PDCAのサイクルが回しやすいです。

リスティングのデメリット

広告を回し続けないとアクセスが止まってしまう

広告を止めたら、即アクセスが落ちる。そのため、リスティングから集客ができていた場合、広告を止めた瞬間に集客も止まります。自然発生するアクセスではないため、広告費を常にかけ続けないといけないという側面があります。

競合が増えるとクリック単価が上がる

広告表示するための最低単価はオークション形式で決まるため、人気があり競合の多いキーワードだと単価は高騰します。費用は「オークションで決まった単価 × クリック数」となります。
競合が増えるほど単価は上がり、よいキーワードで人を呼べば呼ぶほど、クリック数も上がり、費用が膨らんでいきます。

信頼性が低い

検索結果表示の際に「広告」という表記がつくため、ユーザーから見ると自然検索よりも信頼性が低くなります。

SEOとは

SEOはSearch Engine Optimizationの略称で、検索結果で上位に表示させる対策のことを指します。自然検索流入と呼ばれ検索エンジンから評価されたWEBページが検索結果の上位に表示されます。
リスティングと違い、広告費を払って表示させるものではなく、純粋に検索エンジンに評価されたサイトが表示されるため、努力次第でサイトへアクセスを呼び込むことができます。

SEOのメリット

効果を持続できる

施策コストだけで済むため、中長期で見るとリスティングよりコストが抑えられます。

信頼性

検索結果表示の際に「広告」の表示がつかないため、リスティングよりもユーザーからの信頼性が高くなります。また、検索エンジンからの純粋な評価のため上位にあると高い信頼性を得られます。

コストパフォーマンスが高い

競合性が低いキーワードだとすぐに上位に上げることができ、コストパフォーマンスが非常に高くなります。

SEOのデメリット

時間がかかる(すぐに結果がでない)

SEOは検索エンジンの特性から、評価されるまでに時間がかかる事が多いです。そのため、即結果が求められるプロジェクトには不向きです。

制御が難しい

アルゴリズム変動の影響を受けた場合、一度上がった順位が下がる時があります。また、意図したページではないページが上がるときがあり、リスティングよりも制御が難しくなります。

リスティングとSEOの比較表

ここまでリスティングとSEOのメリット・デメリットについて見てきました。
2つの違いがよく分かるように比較表を作成しましたので、ご参考にして下さい。

  リスティング SEO
即効性 高い 低い
持続性 高い 安い
信頼性 劣る 高い
コントロール 簡単 アルゴリズム変動の影響を受けやすい

リスティングがおすすめのサイト

短期的に結果が必要なサイトやプロジェクト

短期的に成果を上げないといけないサイトや事業はリスティングがおすすめです。SEOは時間がかかる場合が多いため、セールスキャンペーンなどの短期集中型サイトなどには向いていません。リスティングは早ければ数時間後には掲載が始まるため、短期型のサイトやプロジェクトの場合はリスティングがおすすめです。

キーワードの競合性が高い場合

また、SEOでいうビッグキーワードと呼ばれる競合性が非常に高いキーワードの場合は、リスティングの方がおすすめです。後発でSEOを行う場合、競合が強いといくら施策を打っても上がらない場合があります。 その場合は、入札すればすぐに掲載されるリスティングであれば、掲載はすぐにできます。
しかし、競合が多いキーワードはクリック単価が高騰しているため、予算が大きくないと難しいという側面もあります。 大きな予算が確保できていて、CPA(成果単価)が合うのであれば、リスティングでビッグキーワードを狙うのはありでしょう。

SEOがおすすめなサイト

競合が少ないキーワードを狙う場合

ターゲットとするキーワードの競合が少ない場合、競合が多いキーワードと比べて比較的効果が現れるのが早い傾向にあります。そのため競合があまりいないキーワードであれば、リスティングよりもSEOをまず試してみるのがおすすめです。すぐに順位が上がるようであれば対策する工数も少なくてすむため、労力を抑えられます。

長期的にサイトからの集客を安定させたいとき

SEOが成功し、様々なキーワードで上位表示できるようになると安定してアクセスを稼ぐことができます。費用をかけ続けることなくアクセスが流入するため集客が安定します。

まとめ

なるほど…掲載スピードならリスティングだけど、広告費をちゃんと確保しないといけないのか。あんまり予算ないんだよなー

予算が限られているといった場合は、費用対効果が高く、長期にわたって効果が期待できるSEOに、継続的に取り組んでいくべきです。さらに表面的なSEOではなく、サイト構造からしっかりと対策すべきです。

集客したいサイトをどういう方向性で育てていきたいのかも考えたほうがいいですね。そしてリスティングとSEOそれぞれのメリット&デメリット、自身のサイトやプロジェクトに合った手法を選んでいくのがいいと思います。

石綿くん、成長したね…(涙)

ヒトノテロゴ

執筆者:山本卓真

株式会社ヒトノテのSEOコンサルタント。事業会社でのWEBマーケティングの広い知見と経験をもとにクライアントと伴走することが得意です。

ヒトノテ坪昌史

監修者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。