SEO 2020.09.19

インデックスカバレッジとは?サーチコンソールでよく見るエラーは何?

サーチコンソールで表示される「インデックカバレッジ」、なんとなく言っていることは分かるけど、どれぐらいの重要性で、どんな対応をしないといけないかが分からないという方もいると思います。

この記事では、インデックスカバレッジとは何か、インデックスカバレッジのエラーにはどのような種類があるのかをご紹介します。是非参考にしてみてください。

インデックスカバレッジとは?

インデックスカバレッジとは、サイト内各ページのインデックス状況をチェックすることができる、サーチコンソールに実装されている機能の一つで、2018年12月13日にサーチコンソールがリニューアルされるまでは無かった機能です。

インデックスされていると、Googleの検索結果にも反映されます。しかし、何らかの理由でインデックスされていないと、いずれの検索ワードでも検索結果に表示されなくなるため、検索流入は0になります。このような問題を避けるためインデックス登録状況を確認する機能が、インデックスカバレッジです。

インデックスとは?

そもそもインデックスとは、Googleの検索エンジンが自分のページを認識していることを意味し、データベース化されている状態のことです。SEOのためにいくらコンテンツを作成しても、インデックスされなければ意味がありません。

インデックスカバレッジ

インデックスカバレッジのステータス

新しいサーチコンソールでは、インデックスカバレッジは4つのステータスで表示されます。それぞれのステータスをご紹介します。

エラー

ページがインデックスされていない状態です。noindexタグが入っている場合や、サーバーエラーやリダイレクトのエラーなど、様々な理由が原因となりが、サイト管理者の意図と異なる挙動をしている可能性がある場合に振り分けられます。エラーの種類に関しては後ほど詳しくご紹介します。

有効(警告あり)

インデックスされているが、robots.txtの影響でクローラーをブロックしようとしている場合など、意図とする状態とは異なる可能性がある場合にこの状態に振り分けられます。

有効

ページが正常にインデックスされている状態です。

除外

ページが何かしらの理由でインデックスから除外されている状態です。エラーの場合とは異なり、意図的にインデックスをしていない可能性が高く、noindexタグやページのリダイレクト、法的な理由でページが削除されたなどの理由があります。意図してインデックスされていない状態なので、想定通りで違いがないかなどを確認すると良いでしょう。

インデックスカバレッジの各エラーの意味

エラー起きている場合、ステータスとともに各エラーの原因が表示されます。表示されるエラーの意味をご紹介していきます。

サーバーエラー(5xx)

エラーコード500番台は、サーバーエラーを意味します。CGIプログラムの設定ミス、サーバーへの負荷、メモリ不足で容量オーバーをしているなどの原因があります。

※CGIプログラム:CGI とは Web サーバーにおいて、クライアントの要求に応じてプログラムを起動し、その結果をクライアントへ返すための仕組み。Web サーバーから呼び出されるプログラムのこと。

送信された URL はソフト 404 エラーのようです

ソフト404エラーとは、ページが存在していないにもかかわらず、ページが存在しているというステータス200が返ってきている状態のことを意味します。このようなページが多く存在しているとクロールが無駄になり、アクセスしてほしいページにクロールロボットがアクセスしにくくなる可能性があります。

送信された URL が robots.txt によってブロックされました

インデックスしてほしくないページをGoogleのクローラーに伝えるのがrobots.txtです。サイトを最適化する目的がありますが、このエラーが表示されている場合、意図的にクローラーがブロックされてしまっているため、クローラーがインデックスできない状況を意味しています。

代替ページ(適切な canonical タグあり)

canonicalタグにより、評価してもらいたいページの代替ページとして認識されている状態です。

例えば、PC用とスマホ用のページで内容が重複している場合などが当てはまります。canonicalタグとは、複数ある重複コンテンツを1つのURLにまとめるために用いられる記述です。

canonicalタグで特定のURLを統一することで、クローラーに対して最も重要なURLを伝えることができます。canonicalタグは意図して入れるものなので、特に問題がありません。

ページが重複しています(canonical タグなし)

canonicalタグは設定されていませんが、Googleから他のページと重複していると認識されている状態です。

クロールエラー

該当URLに対してGoogleのクローラーが巡回した際に、上記に提示したエラー以外の原因不明なエラーが発生している状態のことです。

インデックスカバレッジの各エラーの対処方法

主要なエラーに関してご紹介してまいりましたが、上記のエラーに対してどのような対処を行うべきなのか、対処方法の例を以下でご紹介します。

サーバーエラー(5xx)の対処方法

ページを設定しているサーバーでエラーが発生しており、ページが表示できない状態です。よくある原因は、サーバーへのアクセス集中です。対処法としては、サーバーログの確認やCGIプログラムなどの見直し、サーバーやPCメモリ容量の見直しです。

404 エラーの対処方法

ページが存在していないにも関わらず、ページが存在しているというエラーが返ってきている状態です。そのため、ページのステータスコードをページが存在していないという404や410へ変更しましょう。もしページが存在していて、インデックスさせたいページだった場合は、ページのオリジナリティが足りていない可能性があるため、コンテンツの見直しを行いましょう。

robots.txt によるブロックの対処方法

robots.txtによりクロールがブロックされている状態です。それが意図したものであれば問題ありません。しかし、意図したものではない場合、robots.txtによりページヘアクセスができなくなっている可能性があります。アクセスを拒否するDisallowコマンドを用いていないかなどを確認してみましょう。

代替ページ(適切な canonical タグあり)の対処方法

適切な canonical タグが設置してある状態のため、修正の必要はありません。

ページ重複エラーの対処方法

Googleに重複ページと認識された場合、一方のページが意図せずインデックスされている場合は重複ページの<head>タグに正規化したいページURLを記載したcanonical タグを記述します。また、該当する重複ページを削除して対処でも問題ありません。

しかし本来は両ページが別々の役割を持つにも関わらず、このエラーが出る場合があります。その場合は、ページコンテンツの見直しを行い、オリジナリティがあり価値のあるページを目指しましょう。

クロールエラーの対処方法

該当URLに対して、サーチコンソールの機能の1つである「URL検査」を使いましょう。新しいサーチコンソールになるまでは「fetch as google」という項目でインデックス化を促すことができましたが、こちらは廃止されました。

このURL検査では、以下情報を確認することができます。

  • 現在のインデックス状況
  • モバイルフレンドリーになっているか
  • サイトマップに該当URLが存在しているか
  • 前回のクロール状況
URL検査

これを行うには、新しいサーチコンソールの管理画面から「URL検査」をクリックして、該当URLを入力します。

インデックスされていない場合、 「インデックス登録をリクエスト」をクリックすれば完了です。

サーチコンソールのカバレッジエラーがSEOに与える影響

Googleのアルゴリズムは、非常に多くの項目からページを評価しています。ただし、インデックスされないとページ評価すらされません。そのため、インデックスエラーが見つかった場合は即対応する必要があるでしょう。

また、エラーを修正した後にはそのままにするのではなく、サーチコンソールで「カバレッジ」→「エラーの項目」を選択し、「修正を検証」ボタンをクリックして問題の修正ができたのかを確認しましょう。

ボタンを押すと数日で修正に問題がないかチェックが行われ、検証結果が分かります。

まとめ

インデックスエラーを修正することの重要性について、ご理解いただけましたでしょうか。新しくなる前のサーチコンソールでは、インデックスの状況やエラー理由などが把握しきれませんでした。しかし、新しいサーチコンソールでは、エラー状況・理由などを確認できるようになり、すぐに対処することが可能になりました。まずは自分のホームページの状況をサーチコンソールで確認してみましょう。

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執筆者:兼重勇希

株式会社ヒトノテのディレクター。自社メールマーケティング、オウンドメディアの記事制作、WEB広告の運用など幅広い分野を担当。

ヒトノテ坪昌史

監修者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。