SEO 2020.04.14

ECサイトやポータルサイトのSEOで気を付けるべきポイントをご紹介

こんにちは、株式会社ヒトノテ代表の坪です。ECサイトやポータルサイトを運営している方は、自分たちのサイトがSEOの観点でどうなのか、気になっているのではないでしょうか? まだブランディングが確立していないサイトでも正しいSEOの対策をすることによって、サイトに来訪するユーザーを増やすことができます。

今回は、ECサイトやポータルサイトのSEOで気を付けるべきポイントをご紹介します。

ECサイト、ポータルサイトの定義

ECサイトは自社や他社の商品・サービスを販売するWebサイトのことを示します。

また、この記事では商品やサービスをデータベースから検索、詳細を閲覧し、購入・問い合わせなどのアクションが発生するサイトをECサイト、ポータルサイトとします。

ECサイト、ポータルサイトの例

  • 通販サイト ZOZOTOWN、Amazonなど
  • 不動産サイト SUUMO、HOME’Sなど
  • 求人サイト マイナビ、リクナビなど
  • グルメサイト 食べログ、ぐるなびなど
  • メタサーチサイト trivago、価格コムなど 

ECサイト、ポータルサイトのSEOにおけるターゲットキーワード

ECサイト、ポータルサイトでSEOを考えるにあたって、どのようなキーワードをターゲットとするかを決めることが重要です。ここではキーワード選定のポイントと、サイト種別ごとのキーワード事例をご紹介していきます。

ターゲットキーワードの種類と対策ページ

ターゲットとして設定するキーワードは大きく3種類あり、それぞれで、対策すべきページがあります。

対策キーワード① BIGワード                   →TOPページで対策

対策キーワード② 商品を分類するキーワード    →商品一覧ページで対策

対策キーワード③ 商品名のキーワード          →商品詳細ページで対策

ターゲットキーワードの選定

次に、ご紹介した各対策キーワードの特徴と、事例をご紹介していきます。

BIGワード

検索ボリュームが大きいBIGワードは、サイト規模が大きかったりブランディングができていないと上位をとることが難しいと言われています。例えば、「通販」「不動産」などのキーワードです。

もし、新たにサイトを立ち上げるのであれば、単一キーワードではなくロングテールを狙うほうが検索順位の上位をとりやすく流入増加にもつながりやすいです。

例えば、「通販」ではなく「スカート 通販」、「不動産」ではなく「東京 不動産」や。「五反田 不動産」などのキーワードを狙い、サイトのテーマも絞るのが良いでしょう。

商品を分類するキーワード

商品を分類するカテゴリやタグも対策キーワードとしては重要な位置付けです。

例えば、求人サイトの場合は「エリア」「職種」「年収」「会社規模」など数多くの分類キーワードが考えられます。では複数の分類からどれを対策キーワードとして設定していくべきなのでしょうか?

まず、考えられる掛け合わせの分類を洗い出したら、そこから実際の検索キーワードをリストアップしていきます。

エリアであれば、東京×転職、東京×求人、東京×採用など

職種であれば、エンジニア×求人、サーバーサイドエンジニア×求人 IOSエンジニア×求人

など、

リストアップができたら、それぞれの検索ボリュームを調査します。それぞれのボリュームに応じて、階層構造やカテゴリのあるなしを決めていくやり方が良いでしょう。

サイト種別ごとの対策キーワード例 

サイト種別分類例掛け合わせ例対策キーワード
不動産エリアマンション、賃貸東京×マンション
恵比寿×賃貸
間取り1LDK×マンション
3LDK×賃貸
こだわりペット可×マンション
2階以上×賃貸
転職職種転職、求人、採用エンジニア×転職
事務×求人
営業×採用
業種製造業×転職
IT×求人
メーカー×採用
スキル英語×転職
簿記×求人
宅建×採用
エリア東京×転職
恵比寿×求人
マレーシア×採用
ファッション通販商品カテゴリ通販、ファッションセーター×通販
ロンT×通販
対象の性別メンズ×ファッション
サイズLサイズ×Tシャツ×通販
セーター×黒×通販
結婚情報エリア結婚、結婚式、ウェディング、式場東京×結婚式
横浜市×式場
挙式タイプリゾートウェディング
海外挙式
グルメサイトエリアレストラン、グルメ、食事東京×レストラン
横浜×グルメ
店舗タイプ居酒屋×東京
小料理屋×横浜
料理和食×東京
スパゲティ×横浜
こだわり個室×和食×銀座
データ×有楽町
ホテル予約サイトエリアホテル、旅箱根×ホテル
北海道×旅館
目的ビジネスホテル×東京
温泉×箱根


商品名のキーワードについては、該当商品名でどれくらい検索されるのかをまず確認してみましょう。「ポッキー」「テプラ」などの商品名で、検索ボリュームがあるものは対策キーワードとして設定することをおすすめします。

商品名のキーワードについては、該当商品名でどれくらい検索されるのかをまず確認してみましょう。「ポッキー」「テプラ」などの商品名で、検索ボリュームがあるものは対策キーワードとして設定することをおすすめします。

商品名のキーワード

一方で、派遣求人サイトにおける派遣先の会社名など、名称が判明することでビジネス的に成り立たないものは対策キーワードとして設定することが難しいので覚えておきましょう。

サイト構造におけるポイント

ECサイトやポータルサイトの基本的な構造は以下のようになるのが一般的です。

TOP > 商品一覧 > 商品詳細

ただし、商品一覧で対策をする商品分類のキーワードよりも、商品名での流入が期待出来る場合は、商品詳細の階層を浅くすることをおすすめします。

また、キーワードのポテンシャルが大きいものに関しては、そのキーワードに対応するページを生成して、検索エンジンのクローラーがたどれるようにしておきましょう。

例えば、不動産サイトの場合は「東京 賃貸」だけでなく「五反田 賃貸」などの細分化したエリア名もポテンシャルがありますので、以下のような構造にすると良いでしょう。

賃貸 > 東京 > 23区 > 五反田

各ページでの対策ポイント

TOP、商品一覧、商品詳細、いずれも全勝で設定したキーワードを本文、タイトルタグなどに盛り込んで作成していくことは必須になりますが、その他にも出来る対策はあります。

ここでは、各ページにおける対策のポイントをご紹介していきます。

TOPページ

TOPページでは、対策したいキーワードに関する情報やコラムを入れたり、更新制のあるコンテンツを盛り込むことをおすすめします。

例えば、スカート通販サイトのTOPページの場合は、「スカート選びのポイント」や「新着商品の情報」などが効果的です。

商品一覧ページ

商品一覧ページでは、内部リンクの構造をうまく組み合わせて、ユーザーの検索ニーズに沿ったページにすることがポイントです。

例えば、良い例ですとAmazonの商品一覧ページでは、商品分類や絞り込みの内部リンクをうまく設置してユーザービリーティーとクローラビリティを両立させています。

※内部リンクは重要ですが、意味のないリンクは設置しないように注意しましょう。

商品詳細ページ

また、商品画像だけでなく極力テキスト情報を商品一覧ページの中に入れることもポイントの1つです。商品の説明文や、使い方、口コミなど商品を表現する情報だけでなく、商品から派生する”商品以外”の情報を入れることも効果的です。フライパンのページであれば、フライパンを使ったおすすめレシピ、カーディガンであれば、カーディガンを取り入れたコーディネートなどを入れると良いでしょう。

まとめ

この記事では、ECサイトのSEOについて基本的なことを解説してきました。ECサイト運営で必要な知識は、SEO、UI・UX、デザイン、システム設計、商品知識、物流、サイト運用など多岐に渡ります。

ECサイトで成功をさせるために、専門家の力も借りながら多角的な視点で戦略を立てていくことをおすすめします。

ヒトノテ坪昌史

執筆者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。