SEO 2020.02.27

ステータスコードの種類とSEOにおける注意点

インターネットで検索をしている時に、クリックしたページ上に404 Errorと表示されたことはありませんか?この3桁の数字はステータスコードと呼ばれ、サーバーの情報処理結果を表すものです。このような3桁の数字は他にも存在し、インターネットの構造を理解するうえで非常に重要です。今回はそんなステータスコードについて解説していきます。

そもそもステータスコードとは?

ステータスコードは、厳密にはHTTPステータスコードと言い、インターネットにおいて、WEBサーバーからのレスポンスを表示する3桁の数字のことを指します。この番号によってブラウザからのリクエストがどのように処理されたのかを確認することができます。その種類は100番台から500番台まで存在し、それぞれが固有の意味を持っています。

処理の具体的な流れは、

ブラウザからサーバーにリクエスト送信→サーバーからレスポンスが送信される→サーバーから受け取った内容をブラウザがステータスコードで表示

という流れになっています。

参考 https://digitalidentity.co.jp/blog/seo/seo-tech/howto-http-status-code.html

ステータスコードを大きく分けたカテゴリー

ステータスコード自体は全部で50種類以上存在しますが、基本的な役割は3桁の数字の最初の番号(百の位)ごとにカテゴライズされています。それぞれがどのような意味を持っているのか下の表に概要をまとめました。

番号(ステータスコード)意味
  100番台~ 情報(案内)
  200番台~リクエスト完了、成功
  300番台~リダイレクト(移行)
  400番台~リクエスト失敗
  500番台~サーバーエラー
  • 100番台は、リクエストの処理中、または処理に時間がかかることを示す場合に案内をレスポンスしています。
  • 200番台は、処理が成功したことを意味し、ブラウザが正しくページを表している状態です。
  • 300番台は、リダイレクトなどの移行のリクエストを完了させるために、追加の処理が必要なことをレスポンスしています。
  • 400番台は、ページが削除されているなどの理由でリクエストが失敗した場合に表示されます。
  • 500番台は、バグなどによりサーバー内にエラーが発生していることを表します。

最低限これは覚えよう!メジャーなステータスコード

ステータスコードの中には、404 Errorなどのよく見かけるものがある一方、ほとんど表示されることがないものもあります。また表示はされなくてもWEBサイトを作る人間にとって知っておかなければいけないコードもいくつか存在します。

WEBで作業をする上で覚えておく必要がある重要ステータスコードをいくつかピックアップしたのでぜひチェックしてください。

102 Processing

100番台のステータスコードは、主にサーバーが処理中で、処理にもう少し時間や情報を欲している状態のことを表しています。特に102は処理が継続中であることを示しています。

200 OK

200番台はリクエストが成功したことを示す数字で、その中でも200は文字通りの成功を意味します。インデックスさせたいページがきちんと200を送信するかどうかはSEOにおいて重要な要素です。

301 Moved Permanently、302 Moved Temporarily (Found)

300番台はリクエストに追加で処理が必要になる状態を表したコードです。301はこれから永続的にページを転送する処理のことを意味し、302は一時的にページを別の場所に移し、後で元に戻す処理をすることを意味しています。メンテナンスなどで一時的にサイトを別の場所へ動かすなら302を、サイトがリニューアルされ、別の場所に完全に移動されている場合は301を表示します。

403 Forbidden、404 Not Found

400番台はリクエスト失敗を表すコードです。その中で403は、コンテンツへのアクセス権がない場合に表示されます。一般公開していない社内のネットワークへアクセス権のないユーザーからリクエストがあった場合などに適用されます。一方404はリクエスト先が存在していないことを表すコードです。存在しないURLを入力してしまった場合はすぐにこれが表示されるようになっています。

500 Internal Server Error、503 Service Unavailable

500番台はサーバー内部に問題があることを表すコードです。例えば、500はサーバー側で処理方法が見つからない、もしくはバグが起きてしまって処理できない状態を指します。また503はサーバーがダウンしている状態を示し、メンテナンス状態や過負荷によるダウンの場合に表示されます。

SEOとどう関係している?SEOの観点から見た注意点

検索結果で上位に食い込むには、サイトが安全であること、問題なくスムーズに見られることも重要視されています。ステータスコードを正しく設定することでそうしたサイトの質の向上に繋げることができます。具体的にどのような対策が必要なのか見ていきましょう。

サイトの評価が下がるかも ソフト404エラー

ソフト404エラーとは、本来404と返すべきページが200として処理されてしまう問題のことです。表示されるときは、お探しのページは見つかりませんでした、というように404のような内容が出てきますが、200で処理されているためGoogleの検索エンジンのクロール対象となってしまいます。クロールとは、各サイト内の情報を一つ一つ収集することであり、クロールしてもらうことで検索結果として表示してもらえるようになるので検索順位の安定に重要です。しかし、不要なページなのにクロールされてしまっていたら、本来クロールされるべきページのクロールが遅れたり、中身のないコンテンツを作成していると見られ、検索結果の上位に表示されにくくなってしまう可能性があります。

そうならないためにも、存在しないページや内容の無いページがリクエストされた時にサーバーが404と返すような設定になっているか確認しておきましょう。

ページが表示されない? 503と404の区別に注意

503は先ほど述べたようにサービスがメンテナンス状態であることを示すための番号です。この番号が表示されれば、インデックスに影響を与えずにメンテナンスできます。しかし、このようにアクセスできないからといって404や500を返すようにしてしまうと、メンテナンス中にも関わらずインデックスが削除されてしまう可能性があります。ページが表示されなくなってしまいアクセスできない状態ができてしまえば、アクセス数が減ってしまう恐れがあるので、しっかり区別してステータスコードを設定するようにしましょう。

【まとめ】

ブラウザのリクエスト通りにしっかりサーバーが表示されるように設定しておけば、サイトの信頼性が上がります。ステータスコードをしっかり理解して、サイトの質の向上に努めましょう。

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執筆者:山口ひかる

株式会社ヒトノテのメディア「ゴルフハック(GOLF HACK)」のディレクション担当。専門的な内容でもわかりやすくコンテンツに落とし込むことが得意です。

ヒトノテ坪昌史

監修者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。