セミナー 公開日: 2019.12.09 更新日: 2020.02.19

戦略的オウンドメディアの運営方法!オウンドメディアで成果がでないあなたにWEBマーケのプロが直伝!【セミナーレポート】

戦略的オウンドメディアの運営方法

2019年11月28日に株式会社まーけっち様オフィスにて弊社初のセミナーを開催いたしました。記念すべき初回のテーマは「戦略的オウンドメディアの運営方法」です!

今回はオウンドメディアの役割や、流入獲得のためのコンテンツ戦略を実践的に考えるためのワークショップ型講座ということで、下記の内容で進めていきました!グループワークの様子も含めてセミナーの内容をお伝えいたします。

セミナーの内容

戦略的オウンドメディアとは?

本日のセミナーについて概要部分の説明

初めに共通の認識をもっていただくため、オウンドメディアやコンテンツマーケティングについての定義を再確認しました。すでにオウンドメディアの運用をされている方も、知識があまりなく不安だった方も、内容に入りやすいように工夫しました。

序盤からグループワークを通して参加者同士が仲良くなり、会話が盛り上がっていました。中にはワーク時間を過ぎても会話がとまらない!そんなグループもありました!同じような悩みを抱えていて、オウンドメディアの運用あるあるのような共通点を持っている方が多くいらっしゃる様子でした。

その後は、オウンドメメディアの役割をターゲット×取らせたい行動に分解して、具体的にすでに成功されている様々なオウンドメディアの事例をご紹介しました。戦略的オウンドメディアとは、商品購入に繋がる見込み顧客に見つけてもらうための手段であると本セミナーではお伝えしました。

オウンドメディアの見込み顧客を見つける

yahoo知恵袋にて見込み顧客を探す一例

次のステップとして、見込み顧客はどのように見つけるのか。実際に自分の生活に当てはめてみて、「あなたのオウンドメディアのターゲットユーザーはどのように把握をしますか」というワークをおこないました。某フリマアプリに出品するまでの過程をグループでディスカッションをしました。

グループワーク後に発表していただく場面では、面白い実体験を話して下さる方や、まったくフリマアプリは使ったことないけど想像してみた、という方もいらっしゃいました!実際にワークを通して、様々なストーリーからフリマアプリに出品する方がいるとわかると、オウンドメディアの見込み顧客の見つけ方のヒントがわかった様子で、こちらのワークも大変盛り上がりました。

その後、実際に弊社代表の坪が、見込み顧客の把握に使用しているツールや、考え方を具体的な事例を交えてお伝えしました。想像の範囲ではなかなか出てこない、世の中の情報を得ることができて、予想外の方の多かったのではないでしょうか。

戦略的オウンドメディア運用のためのターゲットキーワードの作り方

キーワードの設定についての説明場面

いよいよ、今回のセミナーで一番のポイントである、戦略的オウンドメディア運用のためのターゲットキーワードの作り方まで進んできました。

先ほどのストーリーから出てきたキーワードを、実際にツールを使って検索数を調べ、優先順位のつけ方をお伝えしました。さらに、そのキーワードは実際に調べる人がいるのか、ということもワンピースの実例を使って検索結果を皆さんに見ていただきました!想像通りの方もいれば、全く想像と違う検索結果で驚かれた方もいらっしゃいました。

この記事を読んでいる皆さんは、「ワンピース」と検索をした際の検索結果は、どのようになると思いますか?マンガのONE PIECEを思い浮かべた方と、洋服のワンピースを思い浮かべた方に分かれると思います。本セミナー開催時はマンガのONE PIECEが上位に表示される検索結果になっております。皆さんも実際に検索して検索結果画面を確認してみてください!

なぜ、このような検索結果になったかという背景もすべて理論的な説明があり、この基本を抑えればどんなキーワードをターゲットにすれば良いか、戦略的に判断することができるようになります。

実際にそのキーワードでGoogle検索をして、ユーザーの検索意図を確認したのちに、コンテンツの設計をすることが重要だとお伝えしました。

今回は時間の都合で記事制作については、基本的な構成となぜその順番で記事制作をすると良いのかという点のみをお話しました。ユーザーの興味を引き、ネクストアクションに導くためには構成が重要となります。

戦略的オウンドメディア成功の壁

オウンドメディア成功の壁

戦略的オウンドメディアを成功させるためには、4つの壁を乗り越える必要があります。今回のセミナーでは、4つの壁の一部にテーマを絞りノウハウを提供しました。

運用と改善の壁では、こちらも無料ツールのGoogle Search Consoleを使用して、現在の記事はどのようなキーワードで評価されているのかなどの確認をします。新規記事の作成よりも、既存記事をリライトする方が効率もよく流入数も増えやすくなっています。

戦略的オウンドメディアの立ち上げの段階では、ニッチな記事を作成し少しずつサイト全体の評価を上げていくことから始めることをオススメしています。

皆さんがご存知のような有名なオウンドメディアも、すべての企業が社内リソースのみで運営しているわけではない場合も多いです。記事制作や分析など、一部分の外注をする場合や、立ち上げ時期はまるっと運営を外部の企業に任せている場合もあります。

すでにノウハウのある企業と提携することも、オウンドメディアを成功させるためのひとつの手段であります。弊社では、オウンドメディアの構築から運用までの全てを請負うサービスや、オウンドメディアの内製化支援プログラムという、3ヶ月集中型のサービスも提供しておりますので、少しでもオウンドメディアに悩まれている方やお話を聞いてみたいという方は是非、次回のセミナーへのご参加やお問い合わせ下さい!

WEBサービスのCV率を劇的に改善するリサーチ手法

株式会社まーけっち山中様登壇の様子

ここからは、株式会社まーけっち代表取締役の山中様にご登壇いただきました!WEBサービスのCV率を劇的に改善するためのリサーチ手法や良くある成果の出ない改善アプローチについてお話いただきました。

無駄なコストを使わないためにも、アクセス解析のデータだけでなく、アンケートとユーザーテストで課題欠点を正確に捉えて優先度を決めていくことが重要だとおっしゃっていました。

具体的には次の3つがポイントとのことで、とても勉強になる内容が盛りだくさんでした!

  1. 1.効果改善の高いユーザーの属性や課題を特定し、離脱してしまうユーザーへの理解を深めることが重要
  2. 2.来訪理由と満足度の差からさらに課題の明確化
  3. 3.離脱した原因を特定

言葉で聞くと当たり前に聞こえる部分もありますが、これを正確にリサーチすることは難しそう。特に潜在層や離脱してしまったユーザーに、どうやったらリサーチすることができるのでしょうか?

まーけっち様の外部リサーチユーザーのサービスは、契約から施策開始までが早く、価格もライトなものから選ぶことができます。正確なリサーチ情報が欲しいという方は是非、一度お話を聞いてみてはいかがでしょうか?

まとめ

株式会社ヒトノテ代表坪のセミナーの様子

初セミナーということもあり、講座開始時は参加者の方々だけでなく弊社代表の坪も緊張をしていました!グループワークを通して、ディスカッションや発表をしてくことで、次第に空気感も和らいできたように感じました。セミナーの内容だけでなく、他の参加者の方の発言からも良い気付きがあったのではないでしょうか。

今回は、実際に坪がよく使用しているツールで、無料で誰でもすぐに使えるツールもたくさんご紹介しました。(無料セミナーなのにそこまで話すんだ、、、と思った場面もたくさん!)翌日から参加者の方々のオウンドメディアが少しでも良い方向に前進していると嬉しいです。

また、とても素敵なセミナー会場をお貸しいただいた、株式会社まーけっちの皆様には非常に感謝しております。ありがとうございました!

ヒトノテロゴ

執筆者:ヒトノート編集部

株式会社ヒトノテのオウンドメディア、WEBマーケティングの学習帳「ヒトノート -Hito note-」の編集部。

ヒトノテ坪昌史

監修者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。

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