コンテンツマーケティング 2020.12.25

コンテンツマーケティングの成功事例を徹底解説!共通点もご紹介

コンテンツマーケティング種類

WEBマーケティングはもはや企業にとって、避けては通れない重要な要素となっています。中でもコンテンツマーケティングはWEBマーケティングの中でも効果の高い活動として注目されています。

本記事では、コンテンツマーケティングの成功事例について、詳しく解説します。

現在コンテンツマーケティングを始めようと思っている方や、すでに始めており課題感を感じている担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

BtoBのコンテンツマーケティングにおける成功事例3選

まず、BtoBにおけるコンテンツマーケティングの成功事例を紹介します。

株式会社スマートキャンプ

株式会社スマートキャンプは、「ボクシルマガジン」「Beyond(ビヨンド)」というオウンドメディアを運営しています。「ボクシルマガジン」では、セキュリティ強化や人事評価、社内コミュニケーションにおける方法論など、企業向けのコンテンツを発信しています。

「Beyond」は、「テクノロジーと人をつなぐビジネスメディア」をテーマとした、IT関連の最新情報を提供するWEBメディアです。主にIT関連のビッグニュースや、スマートフォンに関する記事の投稿を中心としています。

株式会社スマートキャンプは、SaaS比較・検索サイト「BOXIL」を運営しています。

上記の「ボクシルマガジン」・「Beyond(ビヨンド)」2つのオウンドメディアを入り口として、最終的には「BOXIL」での顧客化を目指しています。

「BOXIL」は、すでにSaaSの導入検討を始めている顕在層がターゲットでした。しかし、これらのオウンドメディア を活用することによってニーズが顕在化する前のユーザーを取り込むことが可能となりました。このようなユーザーに対しコンテンツを通して啓蒙・育成を行うことで顧客化につなげているのが成功事例といえます。

株式会社サイボウズ

株式会社サイボウズが運営するオウンドメディア「サイボウズ式」もコンテンツマーケティングの成功事例としてよく取り上げられています。

「サイボウズ式」では、「働き方」や「生き方」など、ワークライフバランスやQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を上げるためのノウハウなどをコンテンツとして発信しています。

オウンドメディア 運営の最終的な目的は自社が販売するグループウェアの顧客を獲得することですが、従来注目されていたグループウェアの機能やシステム関連のトピックスについてのコンテンツはほとんど作らずに、システムによって生み出される価値にスコープをあてて情報を発信しています。

サイボウズ式はSNSによるユーザーの拡大にも成功しており、過去には、「はてなブックマーク」を、1,500件以上獲得したという実績もあります。サイボウズ式は、外部ブロガーの記事を掲載するという手法を用いており、それがSNSでの拡散を促進し、ユーザーへのリーチを高めました。

freee株式会社

「freee株式会社」は、「経営ハッカー」という経営に関するコンテンツを発信するオウンドメディアを運用しています。

オウンドメディア の目的は「自社の会計ソフト『freee』の導入数向上」です。そのため、財務会計や資金調達に関する情報など、お金にまつわるコンテンツが中心となっています。

他にも「従業員の社会保険」に関してや、「個人事業主の廃業手続き」についてなど、組織の管理やバックオフィスにまつわる豊富なコンテンツが用意されています。 「経営ハッカー」の月間PV数は2019年時点でおよそ400万PVに上ります。

SEOを意識したサイト作りはもちろんですが、多数からブックマークされるほどの面白いコンテンツを企画して発信し続けたことが、成功したポイントと言えそうです。

BtoCのコンテンツマーケティングにおける成功事例3選

続いて、BtoCにおけるコンテンツマーケティングの成功事例を紹介します。

株式会社クラシコム

株式会社クラシコムは、「北欧、暮らしの道具店」というオウンドメディアを運営しています。

オウンドメディア の中は、「読みもの」と「お買いもの」と、大きく分けて2つのカテゴリーを持っています。

お買い物カテゴリーでは家具や生活用品をはじめ、あらゆるグッズについて取り扱っていますが、特徴的なのは商品紹介自体をコンテンツ化している点です。オウンドメディアでありながら、ECサイトとしての機能も持っているということです。

クラシコムが成功事例であると言われる理由は、驚異的なリピート率です。

ユーザーのうち96%が、週に1度は「北欧、暮らしの道具店」へアクセスしています。 さらに72%は、「毎日」アクセスしているという、かなり衝撃的な成果を挙げています。

「北欧、暮らしの道具店」は、読者と同様の価値観を持つ編集チームがコンテンツ作りをしていることです。編集チームの編集方針の一つに「私たちみたいな誰か」に届けることを掲げており、ペルソナを制作していないと言います。同じ生活者としての目線でのコンテンツ提供が、リピーターづくりに大きく効果を発揮していることがわかります。

株式会社リクルート住まいカンパニー

株式会社リクルート住まいカンパニーは、「SUUMOタウン」を運営しています。

主に転居を考えているユーザーをターゲットに、各エリアの特色やメリットを紹介しています。NTTコムリサーチによれば、「SUUMOタウン」は、もっとも人気の高い不動産サイトです。

「SUUMOタウン」に掲載されているコンテンツは、実際にその地域で暮らしている人や営業担当者によって作成されているため、現地でしか手に入れることのできないリアルな情報が詰まったコンテンツとなっています。

また、SNSなどでの情報拡散を狙うバイラルメディアとしても優れており、興味を引きつけるコンテンツが頻繁に追加されます。

ライフネット生命保険株式会社

ライフネット生命保険株式会社は、もともとは広報誌だったものをWEB化した「ライフネットジャーナル オンライン」というオウンドメディアを運営しています。

保険はもとより、お金や教養など、幅広いジャンルをコンテンツ化しています。

主にライフネット生命の周知を狙いとしており、インタビューやハウツー系の記事など、多彩なジャンルを扱うことで、多くのPVが獲得できています。

また、あらゆる角度から保険の重要性を訴求することで、将来的に生命保険を考えるタイミングが来た時に、ライフネット生命を思い出してもらうことを目的としています。

コンテンツマーケティングの成功事例に見られる成功のポイント

ここではコンテンツマーケティングの成功事例に見られるいくつかの特徴についてご紹介いたします。

明確なターゲティング

ターゲットはしっかりと言語化したうえで、コンテンツマーケティングを行うチームと認識を合わせておくと成功につながりやすいと言えます。

成功事例では、「誰に対して、何を伝えるか」というところを、徹底的に突き詰めています。

これは成功事例に対して行われたインタビューで、多くの担当者が口を揃えている部分でもあります。

SEOを意識した設計とライティング

成功事例の多くは、検索エンジンからの流入を上手に集めています。その理由はSEOを意識したサイト設計とコンテンツ作りです。サイト設計においては、最初にどのようなキーワードで上位を取るかということを設定した上で、ページの親子関係などに盛り込むことでSEOの効果を得ることができます。コンテンツ作りについてはキーワードの検索意図を理解し、ユーザー求める情報を盛り込むことが徹底されています。

UI/UXが優れている

コンテンツマーケティングを成功させるためには、ユーザーが心地よいと感じるUI

やUXを用意することが重要になります。

悪い例ですが、例えば運営側の都合でコンバージョンへ誘導をしたい一心で誘導のポップアップを画面いっぱいに表示させた場合、ユーザーは「見辛いサイトだな」と思って離脱してしまう可能性があります。運営者目線ではなく、ユーザー目線で利用しやすいUI/UXを作っていくことが重要となります。

まとめ

この記事では、コンテンツマーケティングの成功事例をご紹介いたしましたが、もちろん失敗している企業も数多く存在します。自社のコンテンツマーケティングを成功に導くために、ぜひ本記事で紹介した成功事例や、それらの共通点を参考にしながら粘り強くコンテンツマーケティングに取り組んでいただくことをおすすめします。

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執筆者:ヒトノート編集部

株式会社ヒトノテのオウンドメディア、WEBマーケティングの学習帳「ヒトノート -Hito note-」の編集部。

ヒトノテ坪昌史

監修者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。

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