WEB広告 2020.09.08

インフィード広告とは?基本や注意点を抑えて成果を出そう

インフィード広告という名前はよく聞くけど、そもそもどういう広告のことだろう?と疑問を持っている方向けに、今回はインフィード広告の概要からその活かし方、作り方のポイントなどをお伝えします。ぜひ参考にしてください。

インフィード広告とは?

インフィード広告とは、コンテンツとコンテンツの間に違和感なく表示させるWEB広告です。一般的には画像とテキストで構成され、コンテンツの周囲や前後の記事と同様の形式で表示されるので、一見記事か広告か判別しにくいのが特徴です。

インフィード広告の出稿には、主に以下3つの料金形態があります。

  1. クリック課金型:広告がクリックされると費用が発生
  2. インプレッション課金型:インプレッション(広告表示)に費用が発生
  3. エンゲージメント課金型:SNS広告などによくあるシェアやリツイート、あるいはフォロワー獲得といった獲得できるエンゲージメントによって費用が発生

インフィード広告のメリット

インフィード広告の最大のメリットは、広告記事周囲のコンテンツと同じ形態で表示されるため、広告と見分けがつきにくいことです。例えば、リスティング広告やバナー広告は、一目で広告だということが分かりますが、それが故にコンテンツを見たい人にとっては邪魔な存在として無視されてしまうことも多いです。

インフィード広告であれば、周囲のコンテンツとなじませながら表示ができるため、ユーザーの目に自然に触れさせることができます。実際、CTRでいうとバナー広告よりインフィード広告のほうが2倍以上良くなる事例もあり、CTRが高い傾向にあるのもメリットです。

一方、そのような形態であるからこそ、明らかに広告らしいクリエイティブにしてしまうと、ユーザーに悪い印象を与え、ブランドイメージの低下を招きかねないことがデメリットです。クリエイティブの作り方には十分注意しましょう。

インフィード広告で成果を出すための5つのポイント

インフィード広告については、成果を出すために主に5つのポイントがあります。以下で順を追って解説していきます。

いかに興味を持ってもらえるかを考える

インフィード広告は、コンテンツ間になじませて表示させるという特徴を活かすために、興味を持ってもらうためのクリエイティブを作ることが重要となります。バナー広告ではコンテンツから少しでも目を引くために、派手なデザインにしたり、セール告知など直接的な売り込み文言を入れたりと、目立たせることが重要なポイントでしたが、インフィード広告では逆効果であり、コンテンツの中に広告が入ると悪目立ちをしてしまいます。

一方で、読者に興味を持ってもらうことは重要です。画像やタイトルで「この記事(広告)は面白そう」と思わせましょう。商品のセール告知でも、画像に大きく派手なフォントで「セール開催中」と記載するよりは、「○○の人気の秘密を大公開」など、広告をクリックした先のページで興味を引くことを心がけましょう。

何度目にしても不快に思わないようにする

インフィード広告は視認性の高い広告です。コンバージョン獲得のためリターゲティング広告を実施すると、一人のユーザーが何度も同じ広告を目にする可能性も高くなります。何度も同じ広告を表示されて、うんざりした経験がある方も多いと思います。それを防ぐために、フリークエンシーキャップ(1ユーザーで1日に同じ広告を表示させる回数を制限する機能)をかけることもあるでしょうが、重要なのは何度見ても不快に思わないデザインにすることです。

ユーザーは、情報を求めてコンテンツに接するので、ユーザーが読みたくなるもの、情報を得てメリットに感じることが広告のクリエイティブにも記載されていることが大切です。広告をクリックした際に遷移するページも、チラシのようなページではなく、記事広告の方が推奨されている媒体がありますが、それはこういった理由からです。

商品説明が必要なサービスが適している

前項で述べたように、インフィード広告に接するユーザーは情報を求めてWEBサイトやアプリを開いているので、広告主側はその期待に応えるクリエイティブを用意しないと効果は上がりません。

そのため、実は商品説明が必要な物の告知にインフィード広告は適しています。

ユーザーがコンテンツを見ている時に、「あれ、なんだろう?」と気になって(Attention)、興味(Interest)を持ったタイミングでクリックされる広告なので、ユーザーは潜在的にその後の説明を欲しています。クリックして遷移した先のページでは、その説明をする必要があります。よって、商品の詳細説明がコンテンツとなり効果を発揮します。商品説明を飛ばして、すぐに購入や資料請求をすすめてしまうと逆効果となるので注意が必要です。

広告的なフレーズを極力排除する

インフィード広告は、周囲のコンテンツになじませることが重要なので、広告的な表現は極力排除するべきです。例えば、Facebook広告やLINE広告では、画像の中のテキスト量は制限されています。これは、画像の中に広告的な文言を入れることを防ぐためです。

つい広告的な文言を画像内に目立つ形で入れてしまいがちですが、逆効果となってしまいます。また、文言についても上で述べたように、ユーザーが読みたくなる記事のタイトルをつけるような感覚で作成すると良いでしょう。広告的な売り込み文句はユーザーから忌み嫌われる要因となります。

直接的な広告表現がやりにくいので最初はなかなか難しいですが、ぜひ工夫してみてください。

リンク先のページも深く関連したものにする

広告のリンク先のページ内容は、商品やサービスを解説するものの方が良いと説明しましたが、インフィード広告に接するユーザーが求めているのは、記事を見ているときに得たい、最新のトレンドやニュースである場合が多いです。

そういった情報を欲しているユーザーに対し、情報が不十分だったり、売るためだけの情報ばかり掲載したりしていると、ユーザーは欲しい情報が得られず、嫌気がさして離脱します。当然その先のコンバージョンは期待できなくなります。

インフィード広告に触れるユーザーの気持ちをなるべく汲み取り、商品・サービスを深く且つわかりやすく伝えましょう。

インフィード広告を出稿できる媒体例

インフィード広告はニュースサイトやキュレーションアプリ、SNS広告等で広く見られるようになりました。現在インフィード広告で出稿できる主な広告媒体は、以下の通りになります。

  • Yahoo!インフィード広告
  • 各種SNS広告(Facebook広告、Twitter広告、LINE広告など)
  • キュレーションアプリ内の広告(SmartNews、Gunosy、NewsPicsなど)
  • WEB情報メディアの広告(日経新聞、日刊スポーツ、mamari、MERY,@cosmeなど)

また、最近ではYDN、GDN、各種DSPなどの運用型広告で、レスポンシブ型広告が入稿できるメディアも一般的になってきており、インフィード広告のように馴染ませて広告を表示させることもあります。

インフィード広告が広まった背景としては、以下2点が挙げられるでしょう。

  1. ユーザーに受け入れられやすいフォーマットだった
  2. SNSの伸長

1については、ユーザーはサイトに貼られているバナーを嫌う傾向にありますが、記事になじませて表示させることができるインフィード広告はユーザーに比較的受け入られやすく、CTRも高い傾向にあります。そのため、2016年頃からインフィード型での出稿が急速に伸びできています。

また、2のSNSが伸びてきたことも関係しています。海外発のFacebookやTwitterなどのSNSでは、バナーはフィードを汚すものとしてパブリッシャー側が嫌がるということもあり、広告フォーマットは最初からインフィード型でした。SNSが伸びてきて、広告効果も得られることが分かったため、WEBサイトやアプリにもインフィード広告が広がっています。

まとめ

今回はインフィード広告について、基本的なことをまとめてみました。インフィード広告は今やさまざまなメディアで出稿できる一般的な広告フォーマットです。ぜひ作り方を工夫して出稿してみてください。

ヒトノテロゴ

執筆者:兼重勇希

株式会社ヒトノテのディレクター。自社メールマーケティング、オウンドメディアの記事制作、WEB広告の運用など幅広い分野を担当。

ヒトノテ坪昌史

監修者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。