WEB広告 2020.07.31

Google広告を時間帯別に設定しよう!画像付きで分かりやすく解説

Google広告(旧Googleアドワーズ)の配信を時間帯別に調節することで、CPAが飛躍的に向上する可能性があります。この記事では、Google広告の配信を時間帯別にカスタムする方法と、そのメリット・注意点を合わせて解説します。

Google広告の時間帯(スケジュール)設定とは?

Google広告は、基本的に24時間配信され続けます。しかし、配信の曜日や時間を指定することも可能で、これを時間帯設定といいます。

Google広告の時間帯(スケジュール)設定のメリット

Google広告の時間帯(スケジュール)を設定すると、以下2つのメリットがあります。

  1. CVRが悪い時間帯の配信を止めることで、CPAが改善
    広告配信のデータは時間帯別にフィルターをかけることができます。例えば「深夜はクリックされているけどまったくコンバージョンに繋がっていない」ということがわかれば、その時間帯の配信は止め、無駄な費用を節約できます。また、電話問合せに対応できない時間帯は、配信を停止した方が良い可能性があります。「電話したのにつながらない・・・」というストレスでブランドイメージが悪くなる可能性と、無駄なクリックでお金だけ消費することを避けることもできます。
  2. 特定の時間帯の入札単価を上げ、CVRを高める
    例えば、「特定の商品についてテレビで放送されている時間はそのキーワードでの検索が毎週多く、CVRも高い。」というデータがある場合を想定します。その時間帯の入札単価を上げることで、競合より優位に広告が表示されやすくなるため、CTRが高まり、売り上げ増を狙えます。

あなたのビジネスのユーザーがどの時間に情報収集をしているのか考えることで、より効果的な広告配信ができるようになります。

Google広告の時間帯(スケジュール)設定の方法

実際の管理画面を見ながら、解説していきます。

1. 管理画面の[広告のスケジュール]をクリック

2. [広告のスケジュールを編集]または[鉛筆マーク]をクリック

3. キャンペーンを選択し、編集画面で曜日と時間を設定して[保存]をクリック

※祝日のみ停止することはできません。停止したい場合は、次に訪れる祝日の曜日を指定して配信を停止しましょう。
※1日に設定できるスケジュールは6個までです。

Google広告の時間帯ごとの入札単価を調整する方法

※既に配信実績がある場合のみ可能です。

1. 管理画面の[広告のスケジュール]をクリック

2. 設定した配信時間の[入札単価調整比]の[-]をクリック

最大100万%を上限として設定できます。引き下げを選択すると、入札単価が下がります。

以下の方法で時間帯別のレポートを確認することができますので、どの時間帯が一番パフォーマンスが高いのか確認したうえで入札単価の設定を行いましょう。

Google広告の時間帯(スケジュール)設定の注意点

Google広告の時間帯(スケジュール)設定には、以下3つの注意点があります。

ラストクリックの見落とし

Google広告の基本設定では、広告経由で直接お問合せがあったコンバージョンのみ計測されています。つまり、以下の場合はコンバージョンに集計されません。

  1. リスティング広告もしくはバナー広告をクリック。クリックのみでお問合せなし。
  2. 数日後に思い出し、検索して自然検索の結果からあなたの製品について購入もしくはお問合せ

ラストクリックのみの数字を見て成果が出ていないからといってその時間帯の入札を弱めたり、広告自体を停止してしまうと、実はファーストクリックでは成果が出ていた・・・というケースを見落としてしまう可能性があります。

この場合は、以下の手順でファーストクリックの数字を表示するように設定を変更できます。

  1. [ツールと設定]をクリック
  2. 設定しているコンバージョンアクション名をクリック
  3. アトリビューションモデルをファーストクリックに変更

※補足:[表示項目]をクリックし、[すべてのコンバージョン]を表示すると、ビュースルーコンバージョンが表示されるようになります。ビュースルーコンバージョンとは、広告を見たユーザーがその広告リンクをクリックしなかった場合でも、別のルートを通じてコンバージョンページを訪れ、成約につながった行動のことを指します。

例えば「バナー広告を見たけどその場ではクリックせずに、その後で検索してコンバージョンした」というケースはバナー広告のコンバージョンにはカウントされません。しかし、ビュースルーコンバージョンにはカウントされています。

データが少ないうちに設定を変更してしまう

データが少ないうちに設定を変えてしまうと、偶然その期間が悪かっただけで、本当は良い時間帯を取りこぼしてしまいます。少なくとも運用開始直後1~2か月は時間帯の設定を変えず、データが溜まるまで様子を見ることをおすすめします。

設定方法を間違える

「ある程度データが溜まった後に時間帯別レポートを確認した結果、土日の21時~10時までのCVRが悪かった。土日は10:00~21:00の配信にしたい」というケースで考えてみましょう。

誤っているケース

正しいケース

土曜と日曜の時間帯だけを指定するのではなく、他の曜日の時間帯も設定しなくてはいけませんので、ご注意ください。

まとめ

時間帯設定はCPAを飛躍的に向上できる可能性があります。一方で、しっかり設定しないと機会損失につながりますので注意が必要です。

せっかく費用をかけて出稿する広告ですので、機会損失は非常にもったいないです。Google広告で時間帯設定をする際には、ぜひ今回の記事を参考にしていただければと思います。

ヒトノテロゴ

執筆者:兼重勇希

株式会社ヒトノテのディレクター。自社メールマーケティング、オウンドメディアの記事制作、WEB広告の運用など幅広い分野を担当。

ヒトノテ坪昌史

監修者:坪昌史

株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。